「天地真理」が激白! 「柳沢きみお」も瀬戸際! 誰でも危ない「老後破産」の共通項を検証する、を検証してみた
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
『デイリー新潮』の『「天地真理」が激白! 「柳沢きみお」も瀬戸際! 誰でも危ない「老後破産」の共通項を検証する』という記事を読みました。元々の記事は週刊新潮2015年10月1日号掲載とのことです。
詳しくはリンク先の記事をお読み頂くと書いてあることなのですが、乱暴にまとめてしまうと
「若い頃は裕福だったが、年を取ってからお金に困るようになった」
ということで、
「個人差により多少の違いはあるけど、時代的には仕方ないよね」
だからこそ、
「ダウンサイジングがむずかしいよね」
ということが言いたかったのではないかと、私は解釈しました。前半は。
タイトルの天地真理さんと柳沢きみお先生はこの前半部分の例として紹介されていました。
(個人差による多少の違いのうちの、多い方の例として)
後半は、離婚や介護やリストラなど、何らかのアクシデントをきっかけに困窮してしまうケースの紹介でした。
さて、私の感想ですがその前に。
上記リンク先には同じ新潮社の『老後破産 長寿という悪夢』という本のご紹介がありまして、そのリンク先にはAmazonのレビューが載っておりました。
中には手厳しい意見もあって、原因は
「本人の見通しが甘かったことに起因する自己責任ではないか」
というものもありました。
それは一理あると私も思います。
大勢の人の中には
「同じような境遇だったけど、将来のことを考えて真面目に貯蓄していたから免れた」
という方も居られると思いますので。
しかし、ある程度は“そういう時代だったから仕方がない”とも思うのですよね。
全面的に同情するわけではないですけども。
その昔、私がまだ学生時代だった頃は、経済は右肩上がりが当たり前でした(バブル崩壊前です)。
デフレーションという単語は授業では出てくるけど、それは机上の空論扱いだったような気がします。
親や先生は、子供や教え子に対して
「真面目にひたすら一所懸命働いたら幸せになれる」
と言っていました。
実際の話、戦後の右肩上がりの経済成長がそのままずっと続いていたら、これは今でも正しいことなのではないかと思います。
そして右肩上がりの世の中では、時代が先に行けば行くほど世の中が発展していって、物の値段も上がるけど同時に所得も増えていきます。それが当たり前だったわけですよ。
だから、
「今、貯蓄しなくても、その時また一所懸命働けば何とかなる」
と思う人がいても不思議ではないと思いませんか。
おそらくですが、厳しい意見を書いて居られるのは比較的若い世代の方ではなかろうかと。
この頃の若い人って皆、頭良いですよね。
私が20歳ぐらいの頃はアホ丸出しでしたもん。
なーんも考えていませんでした。自慢じゃないですけど。
だからその若い世代の人が今の困窮しているお年寄りの話を聞いて、本人の自己責任としか思えない気持ちもわからなくはないです。
きちんと考えなければならない当たり前のことを考えていない、それで困窮したのは本人のせいではないのかと。
そしてもっと言わせてもらうのなら。
そういう若い人が私らぐらいの、辛うじてバブルの良い思いを知っている世代の人に対して“羨ましい”とか“自分の世代は損をしている”とか仰ることがあるけど、私から言わせてもらえば“こちらこそ、羨ましい”と思います。
生まれた時から厳しい時代。
ならばその時からいろいろ考えて、何らかの手を打っていくことができるではないですか。
そしてまたそんな時代に生まれたからこそ、今のお若い方は皆さん賢いではないですかと。
上記の困窮している老人は皆、まさかここまで厳しい時代が来るとは全く予測できなかったのです。
……と、ここまで書いて、ふと思ったのですが。
“上記の困窮している老人”の中に天地真理さんが含まれていますが、リンク先の記事をよーく読んでみると
「月に家賃が14万円、食費が4万円ほどかかりますが、ファンクラブの方が出してくれていて、感謝の言葉しかありません~以下略~」
という天地さんの言葉が出てきます。
すごいですねファンって。毎月こんなに?
これこそが、今の天地真理さんの財産なのではないでしょうか。
ここまで熱心なファンの方々って、なかなか居られないと思います。
まさかこんな財産があったなんて、これも全く予測できないことですよね。
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