リバランスで工夫のその前に、ドルコスト平均法について

 

こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。

前々日の『お金持ちになる方法とは』で、私が5資産(国内株式/国内債券/先進国株式/先進国債券/新興国株式)の投資信託をしていることを書きました。

そこで、普通の積立に加えてリバランスで工夫することに少し触れておりました。
次回はそのことについて書く、との文言で筆を置いていましたが……その前に。

先に書いておきたいことを思い出したので、もう少しリバランスの話を延期とさせてください。

って、リバランスの話を期待されていた方、居られるでしょうか?
もしもお一方でも居られたら、その方には申し訳ないのですが。

それでは本題です。
私が書きたかったのは

『ドルコスト平均法』

についてです。

ものすごい有名ですので“何を今さら”な方も多いと思うのですが、この話を書いておかないとその改良型の「バリュー平均法」の話がやたらに長くなってしまいますので。

先に申し上げると、私が書いた“リバランスで工夫”とはこの「バリュー平均法」の考えを取り入れたものだったのです。

で、やってみて思ったのが

  • 手間はかかる割りには、そこまでの効果はなかった

ような気がする、というのが正直な感想です。
ですが、物事には程度というものがありまして、要するに

  • そこまで取り入れなければ、そこまでの手間もかからない

から良かったのではないか、とも思っています。
前置きが長くなりましたが今度こそ、本当に本当の本題です。

ドルコスト平均法とはまたの名を定額投資法とも言いまして、毎月一定金額を均等に買っていく方法です。
対義語は特にないようですが、強いて言えば定量投資法とかになりますか。毎月一定単位購入ということで。

では、比較をしてみます。
ある株が1単位1万円だったとします。
それを1ヶ月に1回かつ4ヶ月間で4回買ったとして、最終月の株価が現在の株価とします。

その一、株価の変動がない場合について。
ものすごく人気のない株でほとんど変動がなく、いつ買ってもずっと1万円でした。

すると、

  1. 一定金額・・・1万円 × 4ヶ月 = 4万円
  2. 一定単位・・・1単位(1万円) × 4ヶ月 = 4万円

て、どっちも同じでしたね。

その二、下記のような変動があった場合について。

1月1万円、2月5千円、3月1万円、4月2万円の表

1月1万円、2月5千円、3月1万円、4月2万円のグラフ

この場合、買ったのは

  1. 一定金額・・・1万円 × 4ヶ月 = 4万円
  2. 一定単位・・・1単位 × 4ヶ月 = 4単位

となります。
これを金額でそろえると、

  1. 一定金額・・・1万円 × 4ヶ月 = 4万円
  2. 一定単位・・・10000+5000+10000+20000 = 4.5万円

となります。
これを単位でそろえると、

  1. 一定金額・・・1単位+2単位+1単位+0.5単位=4.5単位
  2. 一定単位・・・1単位 × 4ヶ月 = 4単位

となります。
4月現在の株価が1単位2万円なので、

  1. 一定金額・・・4.5単位 × 2万円 = 9万円
  2. 一定単位・・・4単位 × 2万円 = 8万円

となりますので、結局は

  1. 一定金額・・・4万円投資して、9万円(元金の2.25倍)
  2. 一定単位・・・4.5万円投資して、8万円(元金の1.78倍)

となります。
この場合は一定金額を買い付けるドルコスト平均法の方が、利回りが良くなりますね。

何故こうなるかと申しますと。
“一定の金額で買えるだけ買う”というのは

『安い時はより多く、高い時は少なめに買うことができる』

ということになりますから。

それに対して、毎月一定単位だったら“高かろうが安かろうが一定単位”買うことになりますからね。

株は安い時に買って高い時に売れば儲かります。当たり前の話ですが。
しかしどこが高くてどこが安いのかがわからない、それが問題なのです。

一見安いように見えてもその後暴落するかもしれないし、逆に高いと思ってもその後暴騰するかもしれません。

それならば毎月一定額じわじわ買えば、ある程度“安い時はより多く、高い時は少なめに”買うことができます。

今回はドルコスト平均法の話でした。

 

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