ここ最近の吉本興業の経緯で教えてもらったこと

 

こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。

先日、所属タレントが反社会的勢力の会合に出席し金銭を受け取っていた闇営業の問題で、吉本興業の社長が記者会見を行いました。

ですが残念ながらその社長は、会見の後にいろんな人から非難されています。

確かにその前にあったタレントさんの記者会見の方が上手かった(こう言っては何ですが)という理由もあったとは思います。

しかし一人の視聴者として拝見した感想としては、これは叩かれても仕方がない会見だったなというのが正直なものでした。

この社長の考えとしては「今までずっとこうやって来たのに」とか「この業界ではこれが当たり前だったのに」というものだったかもしれません。

ですが世の中は、とうの昔にそんな時代は終わっています。

こういう話って、例えば私が子供の頃の昭和の時代での常識ではないでしょうか。

それが今でも例外的に、この会社や業界の周辺だけに残っていたというだけの話です。

だからそういうところも含めて若い人たちに嫌われ、テレビ局も凋落したわけですが。

この社長はそういう若い人たちがユーチューバーを好んで視聴するのを見て、そちらをむしろ例外だと思ったのではないでしょうか。

最初に嘘をついてしまったタレントさんが、本当のことを話したいと申し出た。

それを妨害するということはどういうことになるのか?

それって視聴者の皆さんにとって不誠実だという、良くないことですよね?

こういう「最終的なお客さんにとってどういうことなのか?」という思考ができていれば、このようなところにまでは至っていなかったのではないかと私は思います。

ここで何回か書いていますが、今は最終的な一般のお客さんが強い力を持っていますので。

実は同じことが、個人でも言えると思います。

誰かと言いますと、吉本興業所属の若手タレントさんです。

最近ツイッター等で「自分のギャラがこんなに安い」というツイートする若手芸人さんがおられます。

これは会見の「5対5または6対4という配分が嘘である」ということが言いたかっただけの人もおられるでしょうが、中にはあまりにも安過ぎることを文句として言いたい人も混じっていますよね。

安いと会社に文句を言いたい若手芸人さんに対しては、気の毒だけどちょっと違うのでは……と思いました。

これは契約書がないという話ですから「きちんと書面で契約し、その時に話すべきである」というところまでは同意できますし、そういう話をしてくれるならその時に断るという選択ができますので、そこのところまでは全面的に同情します。

しかしギャラが安過ぎるというのは、それは仕方がないじゃないかと一般客に近い立場である私は思うのです。

(ここ二十年以上劇場に行ったことないけど。昔は行ったことあります)

だってねー、お笑い好きで劇場まで足を運ぶお客さんて、若い人が多いじゃないですか。

「二丁目劇場」とか、昔の友達でずーっと通っていた子もいましたよ?

アイドル顔負けの大人気でした……って、今は当時ほどではないかもしれませんが。

そういうメインの客層である若い人を中心として、今の日本人って皆お金あんまり持っていないでしょ?

今は当時と違ってネットもあるから、娯楽の選択肢もかなり増えているわけですし。

そうなると市場全体が小さくなってしまいますから、若手芸人さんのところに入って来るお金も全体的に少なくなります。

吉本興業さんだってたくさんの社員さんを抱えている会社ですから、経営上そんなにたくさんギャラを払えないでしょう。

だからこそ闇営業にも甘くならざるを得なかった、という問題が出てきたわけですけどね。

それでも芸人さんを続けたいとするなら、どうするのか?

今だったらユーチューバーという手もありますよね……ってそれしか私は思い付きませんけども。

あるいは昔からあるベタな方法ですけど、路上でライブというのもありでしょう。

……やっぱり、その程度のことしか思い付きませんが。

というわけで、最終的なお客さんの立場を考えるということは、会社もですが若手芸人さんという個人でも考えた方が良いのではないかと思ったのでした。

何か上から目線でえらそうなことを書いてしまいましたけど、こういうことって考えることができた方が良い方に向かうと思うんですよね。

今回のことをきっかけとして、私自身もちゃんと考えてみようと思います。

 

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