時間は貴重、若者のコスパ意識はここまで来ました

 

こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。

今回は以前に書いた以下の記事と少し関わりがあります。

PBRは当てにならない? なら何を見るべき?

これを書いたのは2019/07/09ですが、思い付いたのはつい先ほどです。

現代ビジネスの以下の記事を拝読した時でした。

退職代行「大人気」、20~30代に広がる「コスパ意識」の恐ろしさ

詳細は上記リンク先の記事をご覧頂けると嬉しいのですが、ここでも少し書かせて頂きますとですね、最近の若い人で「退職代行」を依頼する人が増えているとのことでした。

その最も大きな理由は「時間をムダにしたくない」というものだそうです。

いや、さすがは最近の若者です。

素直に「頭が良い」と思いました。

もちろん、私か私より上の世代の人の中には眉を顰める人の方が多いような気はしますけども。

何が頭が良いって「これからはお金より時間が貴重な時代」ということをわかっているからです。

人生において一番大事なものはその人の一生です。

その人の一生とは何か?

それは「その人が生きている時間そのもの」です。

確かにお金は大事です。

お金がないと水と食糧が買えないし、生きていけません。

しかし逆に言えば、お金がなくて水と食糧を買うことができなくとも、水と食糧そのものがあれば生きていくことができます。

お金とは水や食糧だけでなく、いろんな物やサービスを買うことのできる手段です。

お金を失っても、また稼ぐことはできます。

もちろんあまりに巨額だと不可能に近いという話にはなりますが、少なくとも「失ったお金を取り戻す手段」はありますよね。

時間はそうではありません。

例えば18歳のあの夏をもう一度……とか、おばはんになってしまった私が望んでも無理です。

「お金を使って人を雇い、やらなければならないお仕事を代りにやってもらって、その間の自由に使える時間を確保する」とか、そういうことは可能ですけど。

そして今回はそのお仕事が「退職」だった、その遣り取りに使われる時間が惜しいと思う若い人が増えているという話でした。

というわけで、冒頭のリンク先の記事の中で書いていることの関わりについてですが。

この中で私は、IT系の会社に負債があるのは珍しい話ではないと書いています。

何故ならIT系の会社は他業種よりもさらに時間が貴重だからです(だからお金よりも時間が貴重になる)。

そう言えば、最近ではITとは関係ない業種の会社もITの部門を持つようになっていきました。

例えば飲食業の吉野家も自社でアプリを作成しユーザーに配布しています。

そうすることで顧客のデータを直接お客さんからもらって、より効果的な販促のキャンペーンや次の商品開発に活かそうとしているんですね。

それ故に「IT系以外の業種でも、お金よりも時間が貴重という状態がどんどん広がっている」という、そんな世の中になってきているわけです。

今回の話は、若い人の間でお金で時間を買うと言う行為が「退職」というところにまで及んで、より当たり前になってきているというものでしたが。

一昔前は「お金よりも時間が貴重だ」と言う人は稼ぐのが容易いお金持ちか、あるいはお年寄りで残された人生の少なそうな人や何か成し遂げたいことがあるなど、何らかの理由でそのことをより強く感じる状況にある人に限られていたと思います。

それがこんなに若くて人生の時間がたくさんありそうな人にまで及んでいるとは、さすがは情報化社会だと思いました。

 

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