前編)アメリカでは「信用」で借りた履歴のない人にお金を貸してくれません。借りていないって良いことではないの?

 

こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。

タイトルそのまんまの話です。

アメリカでは「信用」の履歴、つまりクレジットで買い物をしてきちんと返済をしたという履歴がないとお金を貸してもらえないそうです。

さらに言えば、クレジットカードはその人の「信用」を表わすもので、生活するためにはなくてはならない存在なのだそうです。

(これらは全部知人から聞いた話でニュースソースはありません。

しかし「クレジットヒストリー」とか「クレジットスコア」という語句で検索してみると、それっぽい話がたくさん出てきました。

ほとんどがクレジットカード等の勧誘のページでしたので、ここではウィキペディアへのリンクだけ貼らせて頂きます。

この記事を書く際にも参考にさせて頂きました)

何でアメリカでこんなにクレジットカードが発達したのかと言いますと、まず挙げられるのは偽造された紙幣が日本よりもたくさんあったからという理由です。

そうなると、現金に対する「信用」が少なくなりますよね。

つまり日本では、紙幣や硬貨に対してものすごい技術力を駆使して偽造防止の対策を取っているために、現金払いが盛んであるとも言えるでしょう。

(紙幣だけではなく硬貨もですよ?! ←例として過去記事へのリンクを貼りました)

この点では日本ってすごいと思います。

しかし、理由はそれだけではありません。

アメリカ特有の「移民」の問題があるためです。

要するに、誰かにお金を貸す時に何の情報を持って判断すれば良いのかという話になりました。

出身国や人種や性別などで判断するのは差別に該当します。

昔から人種の坩堝と言われるほど多種多様な人々がいるアメリカでは、その辺りのことは日本では考えらないぐらいに徹底されています。

・・・・・・いや、訴えられたらキツイし。

それ故に、人種や性別など差別に繋がるようなデータではなく

  • その人が過去に借りて返した履歴

のみをもって、貸す貸さないを判断(与信判断)するということになりました。

そのためには現金払いではなく、クレジットカードで買い物をして支払った履歴を残す必要があります。

(余談ですが、かつては業界ナンバー1だった消費者金融の武富士が他社を圧倒できた理由が、この与信判断に関するデータをたくさん持っていたことでした。

しかしですね、これって結構酷いものでしたよ?

例えば「美人には貸すけどブスには貸さない。何故なら、美人は男ができてそいつが代りに支払ってくれるから」みたいなのもありましたから。

これをアメリカでやった会社があったなら、真っ先に訴えられて思いっきりお金をふんだくられて終わると思いますけど)

しばらくすると、このことを逆に利用する人が出てきます。

つまり、クレジットカードで買い物をして遅れることなくきちんと返済しきれいな履歴を残すことで、自身の「信用」を上げようとする人が出てきたのです。

この返済に関する履歴(延滞あり/なし・ある場合は期間や金額、回数など)を「クレジットヒストリー」とも言います。

そしてこの「クレジットヒストリー」に加えて、借入額と頻度や買い物かキャッシングかなどの詳細な情報も数値化し格付けした「クレジットスコア」というものまであります。

適切にクレジットカードを使って買い物することで、これらの「クレジットヒストリー」「クレジットスコア」の数値を上げることができ「信用」力をつけることができるのです。

その「信用」の力が増すとどうなるかと言いますと、まず第一にはお金を貸してもらえますし、それもより多額のお金をより有利な条件(金利が安い/返済期間が長いなど)で借りることができます。

と、ここまでの話がわかると、アメリカではそういう状況になるのも仕方がないと思いますよね?

一言で言えば、日本とは違って移民が多いから仕方がない、ということですので。

しかしですね。
そうなると、当然ながら。

  • 借金を一度もしたことがない極めて健全な人が、お金を借りられない

ということになります。

「な、何でー?!」

と、思いませんか?
私は思いました。

さらに言えば、

「事情はわかるけど、やっぱりアメリカはおかしい。間違っている」

「日本の方が正しい」

と、思っていました。長い間。

でも、ここ最近はそうは思わなくなりました。

  • 借金をしたことがない人は本当に良い人なのか?

そこに問題があると気付いたからです。

日本では通常、借金の発生しない現金払いが何よりの善である、という教育を受けますよね?

私もそうでした。

親も学校の先生も、口をそろえてそう言っていました。

私自身、これまでずっとそれが正しいと思っていました。

しかし、そうではないことがわかりました。

レイ・ダリオ氏の作成した動画を見たその時に。

その動画は2015/09/03「【おすすめ動画】レイ・ダリオ氏の『30分でわかる経済の仕組み』」の記事内にあります。

ご興味ある方は是非。おすすめです。

では、具体的に「何がどう間違いなのか」と(私が思ったのかと)申しますと、それは後編のお楽しみということで。

(お時間に余裕がある方は、上記のリンク先より動画を見て考えてみてください。それがわかった時には人生変わるくらいの衝撃を受けましたよ私は)

 

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ありがとうございました。
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します。

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