優秀な節約家であればあるほど陥りがちなワナ。家族が散財してワナワナ・・・・・・ではありません
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
タイトルはふざけ過ぎてちょっとご不快かもしれませんが、内容は深いです。
今回の話は是非読んで頂きたいなと思いながら書いております(長いですが)。
だったらそんなタイトルにしなきゃ良いのですが、やってしまいました。ははは。
では本題に入ります。
節約の基本中の基本に、以下のようなものがあります。
- ニーズ(needs)とウォンツ(wants)を考えて、ニーズの物は最小限に抑えてウォンツの物は買わない
ニーズ(needs)とはどうしても必要な物であり、ウォンツ(wants)は必要ではないけど欲しい物を意味します。
(マーケティング用語で言うニーズとウォンツはもうちょっと幅広い意味がありますが、節約の場合はこの範囲内に限られます。
また、この場合には日用品(生活必需品も含む)と嗜好品(高級品も含む)という言い方もできると思います)
例えば、食べ物や飲み物などは生命を維持するために必要です。
電気代や水道代、ガス代や携帯代、これらも今の生活するためには必要ですよね。
ただし食べ物や飲み物については、例えば喉が渇いてたまらない時は「(飲料のきれいな)水」などの飲み物が必要ですけれども。
この場合は飲み物なら何でも良くて、水で良いはずです。
しかし、時と場合によっては
「どうしてもキンキンに冷えたビールが飲みたい。水やジュースは嫌だ」
ということもありまして、この場合はウォンツ(wants)になります。
そこで節約の上手な人はどうしているかと言いますと、上に書いたことをとことんがんばっているわけです。
まずはニーズの物を最小限に抑えるために、電気やガスの使用を控えます。
携帯代については、大手の電話会社ではなく格安SIMの会社を選ぶとか。
そしてウォンツ(wants)の商品はとことん買わないようにします。とことん。
これを続けていると、塵も積もって山となって貯金ができるということになります。
めでたしめでたし。
・・・・・・なのでしょうか?
実はですね。
お金の出口を閉めすぎると、入口も狭くなってしまうのです。
・・・・・・ちょっとぼんやりした言い方ですけど。
これをもうちょっと具体的に書いてみますと。
上記に挙げたニーズ(needs)に応える会社って、どういうところがありますでしょうか?
水道はお役所で電気代やガス代は、ここら辺なら関西電力に大阪ガス。
最近流行りの自由化の会社でも、誰もが知っている大きな会社がずらっと並びます。
携帯だと大手の三社か、格安SIMでもイオンや大手家電量販店などがこれまたずらっと並びます。
こういう会社に正社員で入ってどんどん出世して、収入が増えて・・・・・・という方はこれで良いと思うんですよね。
割合で言えばかなり少なくなってきていると思いますし、これからも減っていくことが予想されます。
それと時代の流れで言えば、残業は認められないけど副業は認められているという方向になっていると思います。
要するに私が書きたいのは
- 稼ぐ側はウォンツ(wants)で勝負せざるを得なくなる傾向がある
ということだったりします。
勤めていた会社に解雇されたなどの理由で個人で商売を始める場合だけでなく、元々の収入が低いなどの理由で副業をする場合にも、ニーズ(needs)に応える側に行くのは難しいと思います。
何故なら、電気やガスや携帯に限らず『どうしても必要な物をより良くより安く』という路線は、既に大きな会社がそのスケールメリットを生かして効率よく大量の物を造って価格を下げて・・・・・・てなことをやらなければできないことだからです。
するとどうしても、ウォンツ(wants)の路線になりますよね。
誰もが欲しがる物というよりは、ある一分野に興味のある一部の人が欲しいというもの。
手作りで生み出すかまたはセレクトして仕入れて小売りで販売するか。
ちなみにブログでアフィリエイトするのも、これに含まれると思います。
そしたら、優秀な節約家の身にはどういうことが起りますでしょうか?
アフィリエイトサービスの会社に申し込んで、広告貼って、早速記事を・・・・・・
・・・・・・あ、あれ?!
書けないんですよこれが。上手い記事が。
こういうことを言われると弱いな、というセールストークが全然思いつかないのです。
こういうのはむしろ、今までうっかり物を買ってしまいがちだった人の方が有利ですよね。
前回『買ってしまって「やっちまったー!」と嘆く前に「ちょっと待ったー!」』に書いた“やっちまったデータベース”が山のようにあった方は、チャンス到来です(笑)。
また、このような買い物の経験が豊富な方は、目利きもあります。
普通の人ではわからない、誰が見ても同じような物に見える商品の中でも、より売れそうな商品をそこから選び出すことができるでしょう。
というわけで、一言にまとめますと
「今、買ってしまったその消費は、実は投資なのかもしれない」
てことです。
・・・・・・って、長ぇーよ。これだけの話なのに。
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ありがとうございました。
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します。
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