こんにちは。本木　ななです。
私とろくがお世話になっております。

映画監督の北野武監督がフランス政府からレジオン・ドヌール勲章の「オフィシエ」を授与されることになりました。

詳細は、ORICON STYLE の以下の記事をご参照ください。
画像も頂きました。

『北野武に仏レジオン・ドヌール勲章 「世界中で名を馳せたアーティスト」功績称える』

レジオン・ドヌール勲章とはナポレオン1世が制定したフランスの最高勲章です。
すごいですよね。おめでとうございます。

今や“世界の北野武監督”ですが。
私としては“芸人・ビートたけし”さんの印象の方が、未だに根強く残っています。

･･････というよりも。

私は映画をそんなに観ないので。
そして、人を笑わせることを高評価する関西エリアに住んでいますので。

･･････ということで。

「“芸人・ビートたけし”の方がすごい！！！」

と思っています。
今でも。

ですが、世間の評価ではやはり“世界の北野武監督”ですので、ここでの表記もそちらにあわせます。

その北野武監督は昔から本もたくさん出されていました。
いやー、本当にすごい才能ですよね。

その当時付き合いのあった友人が何冊か北野武監督の本を持っていたので、貸してもらって拝読致しました。

タイトルを良く覚えていない上に複数借りていたので、どの本だったか特定できませんでしたが。

その中に書かれていたことを、私は未だにおぼえています。

（･･････とはいえ、そのままではさすがにおぼえていません）

その北野武監督のありがたいお言葉が以下です。

「どうやったら親しい友達ができるか？

それは“相手にとって利益になる人”になるしかない。

世間では、無償の友情がカッコイイみたいなことを言うけど、そんなことはあり得ない。

“コイツと一緒にいると楽しい”っていうのも、間に利益があるんだよな。

何故なら、芸人をタダで雇っているようなものじゃないか」

と、だいたいはこのような意味のことを書いていました。

北野武監督が友人について語った言葉としては、

「友達が欲しかったら、困った時助けてあげて相談に乗ってあげて心配してあげて･･････そして相手には何も期待しないこと」

みたいな、おそらくはもっと最近発言されたであろうカッコイイ言葉の方がよく検索されます。

そして冷静に良く考えてみたら、両者は根本的には同じことです。

（友達にはいろいろしてあげて、相手には期待しない。それをずっと繰り返していると、中にはそれに応えてくれる人もいる⇒友達ができる、ということでしょうから）

でも、私は昔の北野武監督が本に書いていた表現の方が好きなんですね。

あんまりキレイではないけど、わかりやすくて真っ直ぐな表現というか。

友人関係だけではなくて、人間関係の基本は全部これだと思います。

何らかの利益のある人のところにしか、人は来ない。

たまに「友達が欲しい、孤独だ、この気持ちをわかって欲しい」みたいな書き込みを掲示板で見ることがありますけど。

もしも自分がそうしてもらいたいのなら、先にそれを誰かにしてあげる必要がありますよね。

性格的にそれが無理なら、例えば楽しい話をしてあげるとか何か手伝ってあげるとか、そういう相手の利益になることを。

で、それを手っ取り早く解消しようとすると、借金して(男性なら)おねえさんのいるお店に行く･･････つまり、お金を相手にもたらすということになったりして。

と、書いたところで気付いたのですが。
これってお金にも当てはまるような気がしてきました。

諺で、

『金は天下の回り物』

っていうけど、まずは一度自分の手元から外に出ないと回らないですよね。お金も。

友達が欲しいと思うなら、先に誰かのために何かしてあげる。

お金が欲しいと思うなら、先に誰かのために手元から外に出す。

このどちらかができたのなら、どちらもできそうな気がしてきました。

どちらも、やるとなったら難しそうですけど。

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ありがとうございました。
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します。