本当に自分のためになる本の読み方とは?
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
私の母はかなりの読書家でした。
実家は母の買った(またはもらった)本だらけでした。
定年退職してからは図書館で借りるようになったので、それ以上は増えなくなりましたが。
そしてそんな母の影響で、私も本が大好きでした。
・・・・・・10年、いや20年近く前までは。
今はまず、買わなくもなりました。滅多に。
何故なら、電子書籍というものがありますので。
あと、著作権が消滅した名作ならば『青空文庫』で読めますし。
さらに言えば、買わなくもなりましたけど、それ以前にほとんど読まなくもなっております。
二十代の頃は本屋さんに行ったら、あれもこれもで一回五千円から一万円ぐらい本を買っていました。
もちろん読んでましたよ。全部。
でも、あの頃の私は、どこに出しても恥ずかしい愚か者でした。
今現在は月に一冊読むか読まないかぐらいなのですが、あの頃の自分に比べると格段に賢くなっていると思います。
っていうか、あの頃の自分があまりにも愚かなだけなのですけどね。
そしてさらに言えば。
ここ何年かで、母もそんなに賢い人ではないことがわかりました。母には悪いですが。
それは何故か?
母も、かつての私も。
本をただ読んだだけだったからです。
ひたすら読むだけ読んで、
「面白かった」
「ためになった」
「今一つだった」
と思っただけ、だったのです。
自分の頭でその内容について考えるということを全くしませんでした。
これを全くしない場合、何冊読んでもあまり意味はありません。
それよりも、一冊でも良いのです。
そのことについて深く深く考えることができたのなら、そちらの方がよほどの意味があります。
子供の頃は、本を読むと褒められました。
たくさんの本を読むともっと褒められました。
もっとたくさんの本を読むともっともっと褒められました。
でも、それは違うと私は思います。今は。
考えることこそ、重要なのです。
ま、そんな母親だったからこそ、本人も愚かなのですが。
こんなこと言うのは母には悪いですし、そういう時代だから仕方がないっていうのもあったとは思うのですが。
あまりに常識だとか当たり前だとか言って、何も考えないことこそが常識であり当たり前になってしまっていたので。
世間が言う、専門家が言う。
それが誰であっても、そのまま鵜呑みにしちゃダメです。
一度は自分の頭で考えないと。
考えた上で結論が同じであってもそれは良いですから。
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ありがとうございました。
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します。
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