どちらを選ぶか。お金持ちな人と幸せな人はあんまり一致していない???
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
モーツァルトの名言に以下のようなものがあります。
「金持ちは友情というものをまったく知らない。特に生まれたときからの金持ちは」
やっぱり皆から妬まれるとか、あるいは財産を失くさないように警戒することを真っ先に教えられるとか、そういう理由なのでしょうか。
お金持ちも大変だねーへーほーふーん私には関係ないよねー、ぐらいにしか思ったことはありませんでしたが。
去年にちょっと考えさせられたことがありました。
それは、法事の時に叔母から聞いた話です。
母の妹の叔母は農家に嫁ぎました。
一世代前なので嫁いびりが大変だったようですが、叔母は社交的な性格でたくさんの友人に囲まれて上手にその状態を乗り切って、傍から見たら人生楽しんでいるように見えました。
また子供も大きくなってそこそこ出世し、その点でも幸せそうに見えました。
しかしはっきり言って、あんまりお金持ちとは言えません。
だだっ広い土地(というか山)は持ってますけど、超ド田舎だしこれから地価が上がるということはおそらくないと思われます。
そんな叔母は自営業をしながら、ご友人の会社をパートでお手伝いに行っています。
ある日その職場の皆でお金を出し合って、宝くじを買いました。
そしたらそれが見事に当たって、そのお金でお祝いの宴会をしたらしいのですが。
叔「それがねー、当たった金額よりも飲み代の方が高くついちゃって、結局損したのよー。可笑しいでしょ?」
と言ってコロコロ笑うのです。
本当に楽しそうでした。
しかしそれを聞いた私は
「えー、あり得ないー」
と思ったわけです。
そんなんトラブルの元やないかと。
もっと高額の当選で、揉めに揉めて嫌な思いをするかもしれないじゃないですか。
それで職場の人と気まずくなって、お仕事をを辞めざるを得なくなったら損するじゃないですか。
って、そのー、私はお金持ちと言う程のお金持ちではありませんが。
しかしですね、小金持ちぐらいになったらやっぱり警戒心みたいなものが芽生えてくるわけですよ。
というか、警戒心が芽生えてから小金持ちという順番かもしれないですけど。
当たり前の話ですが、社交的に振る舞おうと思ったら自分の壁をとっぱらう必要がありますよね。
しかし近づいてくる人が100%全員良い人とも限らないですし、また双方に悪気がなかった場合でも結果的に何らかのトラブルになってしまう、ということだってあり得ます。
で、そこで警戒心が強くなると新しい友人はなかなかできなくなって、その結果、人生において何らかの喜びや楽しさを感じる機会は減ってしまいます。
・・・・・・が。
私は減っても良いと思っています。
まぁしゃーないだろうそんなことはと思っています。
それと引き換えの小金持ちだとも思っています。
しかしですね、大金持ちになろうと思ったら、これではダメだということもわかっています。
恐らくは壁をとっぱらって社交的になりつつ付き合う人を厳選し、どんなに避けようとしても避けられないトラブルにはきちんと対処し、時には雨降って地固まるの状態にまで持っていくという、仕事もデキるし人生もデキるそんな人にならなければならないのでしょう。多分。
この場合は「お金には恵まれる代わりに煩わしいことに巻き込まれる時間が増えて、その分幸せに思う時間が削られてしまう」という状態のような気がします。
・・・・・・ま、私には無理ですけど。最初から。
最も幸せな人生とは、客観的に見ると叔母のパターンのような気がします。
しかし楽しく過ごせる時間が少ない代りに深刻なトラブルに巻き込まれることもないってのもまた、幸せと言えば幸せかなと。
最後はやっぱり、その人次第なんですよねきっと。
私は叔母の人生を羨ましいと思うこともありますけど、私には初めから無理だよなぁーという自覚はありますし(あんな社交的なスキルは持ってませんから)。
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ありがとうございました。
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します。
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