マネーの虎の同窓会の紹介記事から故藤山寛美さんに辿り付いた話
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
昨日Yahoo!ニュースで、懐かしのテレビ番組「マネーの虎」で同窓会が人気だということを知りました。
そこからこの番組に出演していた社長の一人、岩井良明社長がYouTubeで「就活の虎CHANNEL」を開設されていました。
まずはそこで「パソコン救急バスターズ」の黒澤社長の回を拝見したわけですが。
その当時の放送を見た記憶があって、懐かしさのあまりYouTubeで元の放送を探してみたらありました。
で、その番組を拝見しながらコメント欄を拝読していますとですね、堀之内社長がむちゃくちゃ叩かれていたわけですよ。
しかし私はむしろ、堀之内社長がそう仰るのは当然だという感想を持ちました。
そこで、以下のツイートをしました。
ここから「パソコン救急バスターズ」の元の放送をyoutubeで探して拝見しましたが、堀之内社長は叩かれ過ぎ。当たり前のことしか言うてないと思います/
マネーの虎「同窓会」が人気 | 2019/2/17(日) – Yahoo!ニュース https://t.co/ivVxg0cDtr @YahooNewsTopics— 本木 なな (@77motoki77) 2019年2月17日
元の番組の内容をご存じない方のために、大まかなあらすじを書きますとですね。
まず「パソコン救急バスターズ」というパソコン修理の会社を立ち上げたい黒澤社長が、この番組に出られたわけです。
黒澤社長は既に中古パソコンを販売する会社をされておられたそうです。
(「パソコン救急バスターズ」は、主に個人客を相手にパソコンのトラブル時に駆けつけ、修理が終わるまでもっと性能の良い代替のパソコンを使ってもらって、気に入ってもらったらそのままその代替のパソコンを買ってもらうビジネスモデルだという話でした。
私はパソコンを修理することでお金を稼ぐと思っていたのですが、ちょっと違うみたいでした)
そこで堀之内社長がちょっと厳しいご指摘をされるわけです。
黒澤社長に対して「今回この番組に出演するまでにできることがあったのに、何故それをやっていないのか」と。
(自家用車に看板をかけて一件でも二件でも多く回るとか、そういう話でした)
そういう理由で堀之内社長は黒澤社長に厳しいことを仰るわけですけど、これって当然の話だと私は思うのです。
だってねー、多額のお金を出して頂くわけですよ?
この後のツイートにも以下のように書きましたけども。
「自分でここまでやったけど、これだけ時間がかかってしまった。資金さえあればもっと効率良く広範囲で仕事できるから、お金を出してください」誰かに多額のお金を出してもらうために説得をするのだから、これぐらいのことはできて当たり前。さらにそれができないと経営者として不安視するには当たり前
— 本木 なな (@77motoki77) 2019年2月17日
お金を出してもらっても上手くいくかどうかは誰にもわからないですが。
「自分でがんばるのはえらい」という精神論だけの話ではありません。
「自分一人でここまではできた」というのが大事なことではないかと。
そして「できたのは良いが、こんなに時間がかかり過ぎてもったいない(だから資金さえ十分であれば……)」と、相手に思わせることが重要だと思います。
そしてもう一方、吉川社長を叩いているコメントもありましたが。
私はこの吉川社長の仰ることもわかります。
吉川社長は「修理中の代替パソコンが元のパソコンより良いものであれば、その代替機が売れるはず」と説明した時にニヤっと笑った黒澤社長に対して不快感を露わにしていましたが。
……ぶっちゃけ、私も不快感を抱きました。
何故かと言いますと、まず私自身が「パソコンが調子悪くなってめっちゃ不安に思っているお客さんだった場合」を想像したからです。
そしてもう一つ「たまたたま、その調子の悪いパソコンをむちゃくちゃ大事にしているお客さんだった場合」も想像しました。
パソコン初心者であればあるほど不安に思いますし、スペックが悪くても何らかの事情で愛着があって、どうしてもこのパソコンを直して欲しいと思う人もいますよね。
自分がもしもその状態のお客さんだったとしたら「これで中古のパソコンが売れるぞラッキー」って、ニヤって笑う人に修理に来られたら嫌じゃないですか。
人の不安に付け込んで、あるいは直して欲しいのに別のパソコンを売りつけようとしてニヤって笑うてるわけですよ?
吉川社長は私と同じように自分がお客さんの立場になったことを想像して、そのように仰ったのだと思います。
というわけで私が思うのは黒澤社長に対しての厳しい態度は当然だと思うし、また経営者としてずーっとがんばって行くつもりならば、むしろ(言葉はきついけど)ありがたいことではないかと思うのです。
経営者として何が一番辛いのかと言うと、事業が上手く行かなくて倒産してしまうことではないですか。
そうならないために必要なことを教えてくれているのであれば、それがどんなに厳しいことでもありがたいことではないかなと。
ま、結果的には黒澤社長は大成功をするわけですが、それにしてもかなり老け込んでいましたよね?
きっと、かなりのご苦労があったのではないかと思います(大きなお世話ですけど)。
さて、タイトルの故藤山寛美さんの話ですが。
その昔、喜劇王・藤山寛美さんが亡くなられた直後ぐらいに関西ローカルのTV番組で紹介されていた話です。
過去に喜劇役者を志していたけど諦めて別の仕事で成功した方がおられて(名前失念)、その方がかつて藤山寛美さんに演技指導をしてもらえる機会に恵まれたことがあったのだそうです。
その方は事前に藤山寛美さんの指導は非常に厳しいと聞いおり、奮えあがっていたそうです。
しかしそんなことは一切なく、寛美さんは非常に優しかったのだとか。
ああ、あれは嘘だったのかと思いきや、後に寛美さんが優しい態度で教えてくれるのは自分だけだということがわかります。
その理由は以下のような悲しいものでした。
「その人は才能が全くない。いずれ役者を諦め、熱心な客になるだろう。だから嫌われないようにしなければ」
それが、寛美さんが自分だけに優しく教えてくれる理由だったのでした。
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今は、岩井社長の令和の虎がユーチューブでやっていますよ!こちらも最高に楽しいのでみくださいね。