エフエム東京がやばい?!

   2020/08/26

こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。

タイトルの「エフエム東京がやばい?!」で「やばい?!」の意味ですが。

若者の褒め言葉の「やばい?!」ではありませんで、普通に貶しています。

何故「やばい?!」と感じたのかと言いますと、東洋経済オンラインの以下の記事を拝読したからでした。

名門ラジオ局「エフエム東京」が不正会計のなぜ

記事によりますと、エフエム東京では「三年間で約11億円の損失を隠匿する不正会計がなされていた」そうです。

何故約11億円の損失が出たのかと言いますと、新規メディア関連子会社「トーキョー スマートキャスト」で赤字が生じたからというわけですが、この会社は「『i-dio』という地上波デジタル放送兼インターネットラジオの事業をしている」とのことでした。

で、何がそんなにやばいのか?

ずばりこの『i-dio』です(リンク先は公式Webサイト)。

詳しくはリンク先をご覧頂けると嬉しいのですが、はっきり言ってこれは赤字になって当然ではないかと思うのです。

プロモーションの動画も視聴させて頂きましたが、楽しそうとかやってみたいとか、そう言う気持ちには一切なりませんでした。

というよりもですね、今は目的がほぼ娯楽のこういうものってかなり厳しくなっていますよね?

何せ今って、初めから映像も放送できるテレビ局(それも地上波民放キー局)ですら苦戦しているという時代ですから。

それ故に「今までのラジオやテレビとどう違うのですか?」というところで、かなりの差別化が必要とされるわけです。

この違いについては、上記「i-dio」の公式Webサイトのこのページに以下の記載がありました(リンク切れにつき削除。i-dioは2020年3月31日に放送を終了)。

テレビは映像を放送し、ラジオは音声を放送していますが、「i-dio」は映像や音だけでなく、デジタルデータを送ることができるのが大きな特徴です。データを送ることができるということは、裏を返すと何でも送ることができるということ。文字でも音でも映像でもゲームでも何でも送れるのが「i-dio」のすごさなのです。

そうですか。それはすごいですね。

……って、それで具体的にどんな番組を送って頂けるのですか?

そこが一番大事なところじゃないですか。

んー、と思って拝読していると、その先に以下の記載がありました。

「i-dio」には、通信の集中などの問題がなく、災害時の活用にも期待ができます。

おおっ! これは素晴らしいじゃないですか。

この点に着目して、まずはそこのところのコンテンツを充実させてから出すべきだったのではないでしょうか?

「娯楽だけじゃない、いざという時に頼りになるんですよ!」

という感じで。

もっと具体的には、例えばですね。

「もし災害になったらこういうことが起こりますから、今のうちにこういう準備をしておくと良いですよ」

「以前の災害を乗り越えて、今もこうやってがんばっている人がいますよ」

「その災害を経験した人は、こうすべきであったとこういうところで後悔していますよ」

そういう番組をてんこ盛り状態にした上で売り出すわけです。

何ならそういう防災グッズの業者さんにスポンサーになってもらって、お客さんにできるだけ安く提供できるようにするとか。

そしてそのページの最後は以下のように締めくくっています。

「i-dio」はみんなで参加して「みんなでつくる」メディアだと思います。どんどん参加して、新たな未来を一緒に作っていきましょう

そんなん言うてる割りには、お客さんと一緒に作るコンテンツとかお客さんの意見募集とかお客さん同士で仲良くなって盛り上がれそうなイベントとか、一切ないじゃないですか。

これで「みんなでつくる」と言われても、あんまり説得力ないような気が……。

ということで、何か文句ばっかり書いてしまいましたが。

何が一番悪いって、やっぱり損失を隠して不正会計したことですよね。

これは「みんなでつくる」どころか「みんなにかくす」という状態なわけですよ。

本当に、何で今までずっと隠していたんでしょうか?

赤字が出て、これは「やばい」となったところで「みんなに正直に報告して、どうすれば良いのか意見を募集」すれば良かったのでは?

それもまた、一つのコンテンツになると思うんですよね。

なかなかないじゃないですか、そんな番組って。

 

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