SBI北尾氏と私の解釈「食を足し、兵を足し、民之を信にす」
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
ツイッターでタルトさんに孔子の「兵・食・信(元は「食を足し、兵を足し、民之を信にす」)」の話を教えて頂きました。
へぇーと思って自分でも検索してみると、以下の記事を見つけました。
『信なくんば立たず』
SBIホールディングス代表取締役社長CEO北尾吉孝氏の「北尾吉孝日記」より、2008年11月7日の記事です。
って、もう十年前に書かれた記事なんですね。
まず、孔子の「兵・食・信」の話についてですが、これを要約すると以下のようになるかと思います。
子貢が孔子に政治について尋ねると、孔子は「食糧を豊富にし、軍事を充実させ、人民に信義を持たせること」だと答えた。
さらに子貢は「やむを得ない理由で切り捨てていくとしたら、どの順にするか?」と尋ねた。
(実際は一つずつ聞いていますが)
で、ここまでの話で、皆さんはどの順番で切り捨てますか?
一番目は恐らくほとんどの方が同じだと思います。
やっぱ軍事、つまり「兵」ですよね。
その次は何でしょうか?
私は「信」を挙げ、「食」を一番大事なものとして残しました。
「だって、食糧がなければ人って生きて行けないじゃん?」とか思って。
しかし孔子は「信」を最後に残しました。
「人民に信義がないと国や社会が成立しない」というがその理由です。
豊富に食糧があったとしても、その食糧の奪い合いで争いが多発すると、その国は衰えてしまいますから。
ここで私は反省しました。
何故なら、ここで散々「信用が何より大事です(キリッ)」みたいなことを書いていたのにもかかわらず、自信満々に「食」を選んでしまったからです。
は、恥ずかしぃ~(ノд`)
「兵」は軍隊で「食」は食品や飲料に当たると思うのですが、最後の「信」について。
これを私は「信用」と解釈し、それを裏付けとして成立した「お金」も広い意味でここに含まれると解釈しました。
そうすると、この「信」が思いっきり大事なものになるわけですよね。
さらに言えば、所謂「信用(クレジット)」という本来の意味で、その人に「信用力」というものがあれば多額のお金を借りることもできますし。
そうなると他の人よりも短期間で裕福になることもできるわけで、そういう制度が充実し上手く機能すればするほど、その人だけでなく周りの人もお金持ちになることができます。
ということを私は考えたのですが、この時の北尾氏の解釈はまた別のものでした。
該当部分を抜粋致します。
これを現代風に解釈しますと、「兵」というのは国防、「食」というのは経済であり財政です。これらはいずれも国家において非常に大事な政策的課題であると孔子は言っています。しかし、孔子はこの二つよりも「信」ということがより大切であると述べています。大事な政策を進める為には、先ずその根本に国民の「信」がなければならない。国民がその政治の在り方を信頼して初めて政策を推し進めるべきであると言っています。現在の麻生政権はこのことについて考えてみるべきだと思います。
私は「信」の方を拡大解釈してお金=経済としたのですが、北尾氏は「食」の方を拡大解釈して経済としていましたね。
今の時代は「食べていくにはお金が必要だ」ということで。
ああ、そういう解釈もあるのだなと、良い勉強をさせて頂きました。
この言葉を教えて頂いたタルトさんには大変感謝致しております。ありがとうございますm(_ _)m
(タルトさんの「兵・食・信」はズバリ切り捨てる順番の答えでした。タルトさん優しいですね)
↓応援よろしくお願い致します!
ありがとうございましたm(_ _)m
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します!!!
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