【パナマ文書】銀行にショアッ!……って、何ですかそれは?【各国で調査開始】

 

こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。

今回は私が気になったお金のニュースについて、書き残しておこうと思います。

それは『パナマ文書』に関するニュースです。
ニュースソースは以下。

『欧州各国当局、銀行のオフショア活動調査開始-パナマ文書に反応(リンク切れにつき削除しました2017/08/24)』ブルームバーグ 2016年4月5日 17:44

著名人巻き込む「パナマ文書」の衝撃、各国政府が調査開始』Newsweek日本版 2016年4月5日 19:12

以上、主なところを二つ貼らせて頂きました。

ここで、少し補足させて頂きますと……

「パナマ文書とは、パナマの法律事務所のモサック・フォンセカによって作成された一連の機密文書で、1970年代から作成されたものです。

この文書にはオフショア金融センターを利用する21.4万社の企業の詳細な情報が書かれており、株主や取締役などの情報も含まれています。

で、この関係者の中に、政治家やサッカー選手などの富裕な著名人が多数含まれておりまして。

2016年4月3日にジャーナリストらによる分析の結果が発表されました」

……ということだそうです。

で、ここで、文中に出てくる“オフショア金融センター”っていうのは何なのですかと。
もっと平たく言えば“オフショアの銀行”ってことみたいですけど、それにしても“オフショア”って何なのですかと。

そこでもうちょっと調べてみると、銀行には“オンショア銀行”と“オフショア銀行”があることがわかりました。

……いや、だから“ショア”って何やねん?

昭和のプロレスファンな私は、“ショア”と言えば故・剛竜馬さんを思い出しましたけれども。
もう亡くなられてから6年も経つのですね。

さて、話を戻します。
オフショアのショアとは岸という意味で、元々は岸から離れ海に流れる風=陸風のことです。となるとオンショアは海風ですね。

michi001

それが転じて、陸から離れた沖合や本拠地の外である海外のことを指すようになります。

というわけで、オンショア銀行とは私の場合だと日本の銀行です。
日本国内で直接窓口に行って手続きして……という、普通の銀行ですね。

それに対してオフショア銀行とは、要するに海外の銀行ですが、特に税制上優遇のある国や地域の銀行を指すことが多いとのこと。
上記の“オフショア金融センター”もこちらの意味で使っています。

ここまではウィキペディアを参考にさせて頂きました。

で、このパナマ文書の何が問題なのかと申しますと。
上記のNewsweek日本版の記事より引用させて頂くと、

「オフショア企業に資金を保有すること自体は違法ではないが、流出した同文書を入手したジャーナリストは、脱税やマネーロンダリング(資金洗浄)、制裁破りや麻薬取引、その他の犯罪に使われる隠し財産の証拠となり得るとみている」

ということです。
これが、脱税やマネーロンダリング(資金洗浄)やその他犯罪に利用されているのではないかと。

また、そこまで行かなくとも、道義的にどうなのかということもありますよね。
例えば政治家がこういうところを利用して、自国の税金を払っていなかった場合とか。

なんてことを書きながらいろいろ調べていると、こんな記事を見つけました。

アイスランド首相が辞任、「パナマ文書」の資産隠し疑惑で』ロイター 2016年4月6日 9:20

これからも、どんどん出てくるのでしょうね。
何せ1970年代からの21.4万社のデータですから。

そういえばもう一つ、思い出したことがありました。

ずっと昔、新聞で読者からのお悩み相談のコーナーがありまして。
そこで、小学生から以下のようなお悩みが載っていました。

「おじいちゃんは毎年お年玉を5000円もくれるのですが、毎回全部千円札なのです。しかもお金を数える時、指をなめてヨダレでベタベタにしてから数えるです。それが汚くて耐えられません。でも言えません。どうすれば良いですか?」

で、これに対しての回答は以下のようなものでした。

「もらうのだから、そんな文句を言ってはいけません。それに、元々お金はいろんな人の手に渡る汚いものです。また、汚くてもお金はお金です。金額が下がるわけでもありません」

えええーーーっ!!!

と私は思いました。
だって、汚いものは汚いやんかー。

確かにお金は元々汚いものだし、汚いからと言ってその価値が下がるわけでもありません。
でも、汚いものは汚いやん。

私はこの回答には納得できませんでした。
そして私なら、この小学生にどういう回答をするだろうかと考えました。

私が考えた回答はこちらです。

「すぐにそのもらったお金を持って銀行へ行って預金し、後日または当日別のお店から引き出す」

いかがでしょうか?

これならおじいちゃんのヨダレのついたお金ではなくなります。

そして気付いたのですが、これってある意味マネーロンダリングですよね。

マネーロンダリングって、オンショア銀行でもできるんだぁー。へぇー(違)。

しかしここで注意点が一つ。

ATMに行きその場で全部この操作をやってしまうと、おそらく投入したヨダレ付のお金がそのまま帰ってきてしまうでしょう。ロンダリングになりません。

……で、パナマ文書はどこ行ったんやー。

 

参加しています。励ましのポチっとお願い致します。
↓↓↓
にほんブログ村 その他生活ブログ マネー(お金)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 その他生活ブログ 節約・節約術へ
にほんブログ村

ありがとうございました。
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)