吉本興業がカラテカ入江氏解雇。で、思い出した話

 

こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。

お笑いコンビ「カラテカ」の入江慎也さんが振り込め詐欺集団の忘年会で営業をしていた件により、吉本興業から所属契約を解消されたことが話題になっています。

この営業は所属している会社の吉本興業を通さない「闇営業」だったこともあり、事実上の解雇に相当する契約解除という厳しい処分となったようです。

この時に出席していた他のタレントの皆さんは解雇されていませんが、それは「入江さんからの紹介だった(から、入江さんが一番悪い)」というのが理由らしく、他のタレントさんにちょっと甘すぎるのではないかというファンの声も挙がっているそうです。

なお、入江さんは「その会社が詐欺グループだとは知らなかった」とツイッターに書いておられました。

確かに、ご本人も書いておられるように「危機管理能力の不十分さ」「認識の甘さ」ということはあるでしょうね。

本当に知らなかったとしてもそれを証明するのは難しいですし、既に「いろいろな社長と知り合い」であることを売りにお仕事をしてそれが成功していたのですから、近づいてくる社長の中にはこういう反社会的なことで稼いでいる人がいることも予想できます。

また、会社を通さない営業については、吉本興業側も「売れない芸人さんが生活のために仕方なくすることもあるので、半ば黙認している」という話らしいですが……。

まず今回の件は全然当てはまらないですし、しかも現金を直接手渡しされることが多いので、脱税も起こりやすいと言いますし。

その状態を黙認て……それはまずいのではないでしょうか。

吉本興業も最近は時代の流れによって以前のやり方が徐々に通用しなくなって、結構しんどいことになっていると思います。

今は芸人さんというよりも絵本作家として有名な「キングコング」の西野さんが「シルクハット」というクラウドファンディングを吉本興業さんと立ち上げていますが、それには売れなくて生活に困っている芸人さんを何とかしてあげようという動機も含まれているらしいです。

そこで、思い出した話ですが。

吉本興業って、以前は上場企業でした。

2009年9月11日に上場廃止の宣言をされたそうです。

その後に当時人気絶頂だった司会者である島田紳助氏の突然の引退があって、上場廃止しておいて良かったね……ということもありました。

しかしその非上場にする際にかなり強引なことをされたらしく、そのやり方を批判する人もおられました。

詳しくは東洋経済オンラインの以下の記事をご覧ください。

「紳助騒動」でも明らかになった吉本興業の非上場化メリット、“行儀悪い”非上場化に株主からの訴訟も

私が思ったのは「そうまでして急いで上場廃止にしたかったのだな」と。

そして「結構それは正しかったのではないか」ということでした(反対されていた株主の方には申し訳ないですけど)。

やっぱりまずいでしょう。時代の流れ的に。

ということを思い出して考えた今回の件ですが。

吉本興業は時代の流れによって、稼ぐのがより厳しい状況になっていっています。

上場廃止時のコンプライアンスの問題だけでなく通常の興行収入でも、今は素人でも人気のYoutuberさんがどんどん出てくる時代ですからね。

それまで稼がせてくれる場所だったテレビの力が衰えているというのも痛いところでしょう。

恐らくですが会社は、入江さんの闇営業も「入江さんの仕事ぶりと人脈を利用したい」という理由で黙認していたのではないかと思います。

所属タレントの入江さんがもっとたくさんの社長と知り合いになって仲良くなれたら、会社としても良いことだと考えていたのではないでしょうか。

入江さんも危機管理能力が不十分で認識が甘かったのでしょうが、これは会社側にも言えることだと私は思います。

 

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