エアコンの電気代を節約する!!!
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
(今回のテーマはずばり『エアコンの電気代』です。
ここではインバーター制御のエアコンについて書いています。
インバーター制御ではない古いエアコンの場合は当てはまらないのでご注意ください。
その理由が気になる方は、一番下の追記からお読みください)
夏の電気代と言えばやはりエアコンではないでしょうか?!
我が家もエアコンの誘惑に勝てずにほぼつけっ放しの状態が続いています。
ただし、つけっぱなしにしておくのはあまりに罪悪感がありますので、よく言われている方法は既に我が家でも行っていました(これについては後で書きます)。
しかし、しかしです。
皆さんの中に“良かれと思って、根本的に間違った方法も併用されている”方が居られるかもしれません!!!
以下、確認をお願い致します。
と、そんなエラそうに書いているこの私もその一人でした。
その方法とは、
×『エアコンをこまめに消す』
というものです。
30分~1時間ぐらいの外出でも小まめに小まめにエアコンを切っていたのですが……実はこれ、逆効果です。
えーっ?!
と思いませんか?
私は思いました。
しかし、これには理由があります。
その理由とは、
『エアコンが一番電力を消費する時とは、運転を開始し部屋を設定温度にするまで』
というものです。
小まめに電源を入り切りしていると、切った後に部屋の温度が上昇するので、次に電源を入れた時に非常に電気代の高い状態で運転を開始することになるのです。
この理由でもう一つわかることがあります。
それは、
『エアコンの風量は微風ではなく自動運転で』
というものです。
恥ずかしながら、私はこの微風運転もやっていました。
だって、風が強いとその強い風の分電気代がかかるようなイメージがありませんか?
しかし実際は“設定温度に達するまでは電気代が高い状態で運転される”ということですので、微風だと結果的にその時間が長くなってしまうのです。
何で自動運転なのかというと、最近のエアコンは賢くて、できるだけ電気代が安くなるように造られているんですって。
だから風量は自動でおまかせで良いのだそうです。
また、
『エアコンを切って外出時、帰ってきた時はまず換気する』
というのも調べていると出てきました。
暑い部屋をまず換気して、外気と同じ気温に下げるためです。
ですが……これ、うちの場合は当てはまらない気がするんですよね。
何故なら、うちは遮光カーテンと普通のカーテンを二枚重ねで常時閉めっ放しですし、部屋の気密性も高いので、外の気温より帰宅後の家の中の方が気温が低いんですよね。明らかに。
それともう一つ。
「なら、電源オフにするなら何時間以上なのか?」
という疑問も出てきました。
調べてみると“5時間以上”とか出てきましたが、その根拠がよくわからないのです。
そこで、もうちょっと具体的な数字考えて見ました。
調べていると東京電力・従量電灯B契約の方が2009年07月03日に計算したものが検索されました。
節約ちゃんねる様です。
それを拝読させて頂きましたら、
1時間目 38円
2時間目 12円
3時間目 10円
4時間目以降 7円
と、なっていました。
うちは関西電力だし、今は2015年だからもうちょっと高く見積もって、
1時間目 40円
2時間目 15円
3時間目以降 10円
で、計算してみました。
いや、本当は計算するのには楽でキリの良い数字にしたかっただけですけども。
この場合ですと、一日当たりは
・一日中つけっぱなし=40+15+10×22で275円
・1時間外出し電源を切る=(40+15)×2+10×19で300円
・4時間外出し電源を切る=(40+15)×2+10×16で270円
となりますので、4時間以上外出をする場合は電源を切って出た方がお得ということになります。
ですがもし、家のエアコンがものすごい出来るコでかつ設定温度も高めだった場合には、3時間目以降にもっと安く運転できているはずですよね。
というわけで、条件を変えてもう一度計算しなおしてみました。
1時間目 40円
2時間目 15円
3時間目以降 5円
・一日中つけっぱなし=40+15+5×22で55+110円で165円
・1時間外出し電源を切る=(40+15)×2+5×19で110+95で205円
・9時間外出し電源を切る=(40+15)×2+5×11で110+55で165円
これだと、9時間以上外出しないとお得ではないことになります。
厳しいですねこれは。
でも実際は、そんなに出来るコじゃないですけど。家のエアコン。
ざざっと計算してみましたが、実際にはエアコン側の条件だけではなく部屋の状況によっても話が変わってきます。
気密性がよくてそんなに気温が上がっていない上に狭い部屋だった場合、最初の1~2時間の電気代がもうちょっとお安くなるということになりますので。
……うーん、奥が深いですねぇー。
で、計算してみて思ったのですが、先ほどの“5時間以上”というのは目安としては良い数字なのかもしれないなぁーと。
それともう一つ、“5時間以上になるかはわからないなぁー。でも、なるかもしれないなぁー”という時は、設定温度を29~30℃ぐらいに引き上げて出かけるというのはいかがでしょうか?
今回の話はここまでです。
ここで、上記で触れた“よく言われている方法”も書き留めておきます。
・扇風機を併用し設定温度を28℃にする
・室外機の周囲の風通しを良くして日陰にする
・フィルターをこまめに掃除する
・遮光カーテンを常時閉めておく
・打ち水をする
・オフシーズンはプラグを抜く
節約意識の高い奥様なら“何を今さら”な内容かもしれませんが、一応。
私はやっていなかったものもありました。反省。
なお“室外機に水をかけて冷やすべき”という意見も出てきましたが、それに対し“壊れるからやってはいけない”という反対意見も出てきました。ネットの情報は鵜呑みにしないで、明らかに自分の家に取り入れた方が良いものだけ参考にするのをおススメ致します。
(私も“エアコンを切って帰ったらすぐ換気”というのは取り入れていません)
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これからも頑張ります。
<なな追記・興味のある方へ>
今のエアコンですが、心臓部分とも言える圧縮機をインバータで制御しているため“(その圧縮機が)電源入れた当初に全力運転して、気温が下がると動かなくなる”という動きをするとのことです。
つまり、設定温度になったら圧縮機が動かなくなるので、電気をあまり必要としなくなるのです。
ですが、インバータのない古いタイプのエアコンだとこれには当てはまりません。
その場合は“要らない時は消した方が良い”ということになります。
詳しくは、ダイキン工業様のインバータのページをご覧ください。
参考)ダイキン工業様のインバータのページ
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