損切り、またはサンクコストを理解し、投資以外でも応用する

 

投資をやっていて良かったことは、お金の面以外にも多々あります。

そのことについては既にいくつか記事を書いていますが、最近あらためて気づいたことがありましたので、それを皆さんにもお伝えしようと思います。

内容は「損切り、またはサンクコストを理解し、人間関係に応用する」というものです。

以前に書いていた記事の中で、以下の例を挙げてみました。

お金持ちは損切りも上手い! しかもそれはお金だけではない!

デフォルトの日本人にならなければ小金持ちにはなれる、その理由

上記の記事を要約すると以下の二行です。

「この人と付き合っちゃダメだ」と思ったら、できるだけ早く縁を切る(無理なら、できるだけかかわらない)ようにすること。

その際には、過去の時間には目を向けずに損切りし、これからの時間を大切にするよう心掛けること。

で、ですね。

今回私は「特定の人物ではなく、もっとたくさんの人々について……というよりも、その時代にいたすべての人に対しても、損切りやサンクコストの考え方を持たなければならないのではないか」と思ったわけです。

具体的に言いますと、私が若い頃に当時の大人に教えてもらえなかったことに対して、以前は強い怒りを感じていました。

と言いますか正直なところ、一時は恨みや憎しみに近いほどの激しい怒りを募らせていました。

それは何かと言いますと、以下。

 ◎会社が営利目的で存在していること

これを読んだ若い人は皆「そんなん当たり前やないか」あるいは「学校で普通に習っとるわ」などと、思っているのではないでしょうか?

というか、そうではない場合「日本は相当にやばい」と言わざるを得ませんが。

……まさか、そんなことあるわけない、ですよね???

「そんなことあるわけない!」と思って、話を続けます。

私が学生の頃、このようなことは一切教えてもらえませんでした。

田舎だから仕方がないのかと思っていたら、生まれも育ちも大阪市内だった夫のろくも同じ状態だったと言います。

私も夫のろくも誰かから教えてもらったわけでなく、自分で気付いたんですね。

恐らく自分で気付いたという人は我々だけでなく非常に多く、中には未だに気付いていない人もたくさん埋まっているのではないでしょうか?

特に女性に多いと思います。

(何で女性に多いのかと言いますと、はっきり言って教育のせいですよ教育の。

私は一応女性ですので、これまで女性の人生の歩みを振り返ってそう思います。

しかし今回の件は、男性である夫のろくも教えてもらっていないそうですけど)

で、ですね。

はっきり言って、ちょっと前まで恨んでいましたこのことを。

「何でこんな大事なことを、誰も教えてくれなかったのか!」

本当に、何故なのでしょうか?

当たり前と言えば当たり前だし、単純だけど非常に大事なことなのに。

しかし最近、これも「損切りやサンクコストとして考慮しなければならないのでは?」と思うようになりました。

恨んだところで、何の解決にもならないことですから。

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