Win-Win ならぬ Win-Win-Win の話(「生き金」と「死に金」、「もっと生きる金」の後日談)

 

グラス一杯の赤ワイン
ウインちゃう、ワインやがな。

こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。

以前『「生き金」と「死に金」、「もっと生きる金」』という記事を書きましたが、今回はその後日談になります(ろくから聞きました)。

その記事では、ろくのかつての上司による

  • 「生き金」のさらなる生かし方

について書きました。
それは、この元上司が雑誌のキャンペーンに応募して当たった商品を職場に差し入れている、という話でした。

この元上司の立場としては、当たった商品を転売するより職場の部下に振る舞った方が効果が高い、つまりこの元上司の場合はこれが“「生き金」のさらなる生かし方”であるという結論でした。

そして今回は、その効果が倍増することになったのです。

とはいえ、意図的なものではありません。
どういうことかと申しますと。

この元上司の勤務先が、本町に変わりました。

(大阪の本町と言えば、ここら辺でいえば有名なオフィス街です。
東京で言えば、丸の内とか大手町辺りになりますか)

……以上。それだけです。

えーっ?!
て、なりませんでした?

私は、なりましたが。
ろくは、

夫「当然の結果や! わからんのかお前は」

と、ドヤ顔でぬかしていました。
ちっ、ムカつく。

つまり、こういうことでした。

  1. 上司が本町に異動
  2. 本町は有名オフィス街(キャンペーン効果が高い)
  3. 故にキャンペーンが当たりやすくなった

夫「本町って聞いてすぐピーンと来なあかんで。ピーンと」

ちっ、ムカつく。
それはさておき。

ここで最初のWinです。
この上司はキャンペーンで応募した懸賞に、以前とは段違いの高確率で当たるようになりました。
そこで以前よりもさらに差し入れをして、職場の皆さんに喜ばれています。

次のwinは雑誌掲載先の企業です。
同じ大阪とはいえ端の方にある勤務先よりも、オフィス街で有名な本町で配った方がキャンペーン効果が高いでしょう。
というわけで、高い確率で当選させます。

最後のwinは、掲載元の雑誌社です。
掲載先の企業に“キャンペーン効果が高い”と喜ばれると嬉しいでしょう。となると当然“次回も頼むよ”になりますよね。

すごいですね。
Win-Win どころか Win-Win-Win ですよ。
和風に言えば“三方一両損”ってところですかね?

夫「いや、違うやろ。まだ近江商人の“三方よし”の方が近いと思うで」

ちっ、ムカつく。
それはさておき。

これの逆パターンを思い出したので書いておきます。

私はとある地方都市(いや、地方の地方都市のぐらいかな)の出身なのですが、昔、たまたま実家に帰った時に地元の百貨店で絵画展のような催しものがおこなわれていました。

当時貧乏だった私は、恥ずかしながら母にお金を出してもらってその催しものを見たのですが、そこそこのお金を払った割にはあんまり満足できるほどのボリュームではなかったのです。

既に都会に出て、無料でもそこそこのものが見られるような状況を当たり前のように思っていた当時の私は、

「こんな田舎に、わざわざ来てもらっているだけでもありがたく思え」

って言われているような気がして、あまり良い気持がしなかったのですが。
上記の出来事をきっかけに、あれは仕方がないことだったのだと思うようになりました。

つまり、

  • 人が集まるところには、お金も集まる
  • お金が集まるところには、いろんなものが集まる

もっと言えば、その“いろんなもの”の中に“人”も含まれているということであり、

  • お金が集まるところには、人も集まる

ということになります。
すると、どうなるかと言うと

『1.人が集まる→2.お金が集まる→1に戻る』

ということになって、人→金→人→金→人のサイクルが循環してどんどんどんどん集まってくるということになります。人とお金が。

私が例に出した地方都市はこの逆パターンで、

  • 1.人が集まらなくなる→2.お金も集まらなくなる→1に戻る

となってしまって、結果的にはどんどんどんどんさびれていく、という恐ろしいことになっていきます。
だから、上記の催し物でも“そこそこのお金を出してもボリュームがない”という結果になってしまいます。

でも、それは仕方のないことなのですよね。人が少なくなってしまったのですから。

都会のど真ん中でタダでもそこそこの規模でいろいろできるのは、そこに人がいっぱい居るからなんですよね。

さて、IT化で場所は関係なくなる……と言われて久しいですけども。
そして、実際にはなかなか難しいですけども。

それでも、リアル店舗は閉鎖したけどWebの売り上げは好調です、というお店があったりとか。
知る人ぞ知る名店や名品が広く知られるようになって、倒産寸前から息を吹き返したりとか。

そういうこともあるわけですから、何とかこの悪循環を断ち切る良い方法はないもんかなぁーと。
そんなことを思いながらこの文章を書いています。

……でも、何一つ考え付きませんでした。

ちっ、ムカつく。
自分の頭の悪さに。

 

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