「生き金」と「死に金」、「もっと生きる金」

 

造幣局博物館に展示していた硬貨の見本 一円 五円 十円 五十円 百円 五百円

こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。

以前『大日本ドケチ教教祖、吉本晴彦氏』の記事を書いた時に「本日は別の記事を書こうとしていたのですが」と書きましたが。

その元々書きたかった記事を書き残しておこうと思います。
っていうか、忘れてました。今の今まで。

さて、本題。
何故に上記の吉本晴彦氏の話になってしまったかと申しますと、「生き金」「死に金」の話を書きたかったからなのでした。
この「生き金」「死に金」の話ですが、要するに

  • 生き金=必要なお金
  • 死に金=無駄な金

ということです。
もう少し一般的な言葉で言えば、生き金を遣うことはすなわち「投資」であり、死に金を遣うことは「無駄遣い」となりますね。

その「生き金=投資」にも段階があって、より投資効果の高い遣い方というものを考えなければなりません。
ここからはより具体的な、一例の話になります。

ろくのかつての上司の話です。
かつてろくが所属していた部署の一つにコールセンターがありました。

そこのコールセンターのセンター長は、派遣→契約社員→社員→センター長の順に出世していった、言わば現場たたき上げの凄腕センター長でした。

そのセンター長がセンターの皆に飲み物やお菓子などをしょっちゅう差し入れしてたらしいのです(今もされているらしいです)。
割と大きめのコールセンターだったためオペレーターやSVの人数も多く、そんなにしょっちゅう差し入れしていたらかなりの出費になることは間違いありません。

ろくはある日飲み会の席でこのセンター長に質問しました。

ろ「センター長。あんなに頻繁にあの人数に差し入れしていたら、お金が大変じゃないですか?」

セ「ああ、あれね。心配せんでもええ。全部タダやで」

ろ「えっ?!」

聞けば、シティリビングというフリーペーパーで職場向けのキャンペーンとして試供品などがもらえるらしいです。
もちろん抽選です。毎回もらえるわけではありません。

(Web版のシティリビングはこちら、サンケイリビングのWebサイトはこちらです)

センター長さんは、シティリビング以外でもいろいろ応募されているのだとか。
そうやって当たったものを会社に持ってきて、差し入れしているのだそうです。

セ「でもなぁー。考えたらタダどころか高ぅついてるでぇ。何せこの私が直々に応募したってるんやからなぁ!」

そう仰って豪快に笑ったとか。
ちなみに女性です。

さて、ここで。
そうやっていろんなところに応募して、大量の飲み物やお菓子が当たったとします。
その当たった商品をオークションで売るという選択肢もありますよね。今は。

もちろんこのセンター長さんもそのことはご存じです。
でも、それをしない。それは何故か。

差し入れとして皆に振る舞った方が得だと考えているから、でしょうね。
これで皆が頑張って電話応対の件数を増やす、あるいは応対品質を上げる……すると、上司であるセンター長のお手柄ということになりますから。
オークションで得られる利益よりもそちらの方が大きいのでしょう。

もらった商品をどうやって使うか。どうやって使えばもっとも効果があるのか。
これを言い換えると

  • どうやったら「生き金」がより生きるか?

ということになります。
全部まとめると、

『「生き金」「死に金」「より良く生きる金」を考える』

となりますか。
ちょっと強引ですけれども。

ろくからこの話を聞いて私が思ったのは「派遣からセンター長にまでになる人はやはり、タダ者ではないな」という、誰もが思うであろうタダ者的な感想でした。はい。

 

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