お金持ちになるためには人脈が大事で異業種交流が不可欠とよく言いますが、その前に。大切なものを見落としていませんか?
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
前回で投信で利益が出た話を書きましたが、私は国内の個別株も多少持っております。
トータルでは得しています。
中にはダダ損しているのもありますけど。
そこで、思い出した話です。
私は株というものの存在を、今は亡き父親に教えてもらいました。
父は一言で言えば、父親どころか親としての才能を持っていない人物でした。
父の晩年は私とは絶縁中のままで、結局はそのまま会うことなく終わりましたが・・・・・・率直に申し上げて、私は後悔しておりません。
いえね、悪い人ではないのです。
でも常に自分が一番でそれが当たり前で、しかもそれを自分自身で理解していませんでした。
すると、
「家族は支え合って当たり前」
と言いながら、事実上は
「俺様(父)を家族は支えて当たり前」
になってしまうのです。
その家族、つまり子供の私は付き合ってられないでしょーが・・・・・・あの時もその時も・・・・・・っていう話はさておき、そんな人物でした。父は。
で、そんな父だったから、あんまり仲は良くはありませんでした。
しかし父は外面はやたらに良い人で「父親というものは~するものだ」みたいな理想はありました。
もちろん、その「~するものだ」は世間の人に向けられたものなんですがね。
子供に対する愛情から来るものではありません。
で、長くなりましたが本題です。
「父親というものは家族サービスをするものだ」
という世間様向けの家族サービスの一環で、地元の遊園地に行ったことがありました。
これも毎週日曜日に何回も何回も連れて行かれました。
もう飽きたから他のところに連れて行って欲しいと言っても、
「ワシ道わからへん。他の場所は知らん」
と言って、聞く耳を持ってもらえませんでした。
(しまいには「贅沢言うな!」で終了でした。で、私は行かなくなりました。弟はそのまま行っていたみたいです)
子供を思ってではなく自己満足が動機だから、こうなりますよね。
で、その時の車内で、学校でファミコンが流行っている話をしたのです。
スーパーファミコンではなくてファミコンです。
初代や二代目のドラクエが学校で大人気でした。
(ドラクエに比べるとファイナルファンタジーの初代二代目辺りはそうでもなかったような気がします。チョコボはあの頃から可愛かったけど)
女児の私らよりも同級生の男子や弟の友人達の間でものすごい話題になっていたのを覚えています。
私は父に以下のようなことを言いました。
「それがものすごい人気で、芸能人が俺らが流行らせたとか言うてる人がいたけど、その前から小学生の間でずっと流行っていた(だから一過性のものではない)。
さらにその任天堂という会社は、今のブームの前にゲームウォッチというものも流行らせたことがある(という過去の実績もある)」
しかし父は、
「そんなガキのおもちゃなんかワシ知らん」
で、一蹴してしまったのです。
ちなみに父が投資していたのは、鉄鋼だの造船だので誰もが知っている大きな会社ばかりでした。
もちろん、それなりに儲かっていたみたいです・・・・・・が。
もはや言うまでもないでしょう。
私が何を言いたいのかは。
そう、あの時に父が任天堂を買っていれば・・・・・・今頃うはうは(死語)やったんじゃぁー!!!
そしてこの時から、時が流れてざっと10年後。
その間に父と母が別居し、母と生活する私も一緒に父と絶縁したかに見えた状態だったのですが。
実は密かに連絡を取り、会ったりもしていました。
後に母にバレまして密かにではなくなりました。
そして絶縁する直前は、仲は悪くはなかったような気がします。
何故なら、母親は株を一切しませんから。
父に聞いたら喜んで何でも教えてくれましたから。
そしてその時に、父がぽつりと言いました。
「あの時、お前の話をもっと真剣に聞いていればよかった」
もちろん、任天堂の話です。
(いやー、無理だろうそれは。
ガキのおもちゃでワシ関係ないで終わっとったもんね。
愛する子供に関心がある良い父親でないと、あの時子供の私の話を真剣に聞くことはできなかったのではないかなと。
あるいは「株で儲けたい、どこかに化けそうな銘柄はないか」と常に思っていたか。
・・・・・・この動機の場合は子供としてはちょっと嫌かも)
つまり、何が言いたいのかと言いますと。
・他人との人脈も大事だけど、家族はもっと大切ではないですか
これですよこれ。
もちろん最終的には仲が良くなるのが一番良いことだけど、少しでも仲を良くしようとするためにできるだけ会話する・・・・・・それでも十分だと思います。
そのことで実際にお金が入ってくることだってあります。
先の任天堂の話は、任天堂だけの例外的な話だと思っていませんか?
実は私もそう思っていたのだけど、違うんですよこれが。
任天堂ほどではないけど、私は夫のろくから得られた話により儲かったんですよちょっとだけ。
(詳細はまた改めて書こうと思うのですが、ろくと仲が悪くなった時に会話がなくなり、その間にそこの会社を一単位だけ売却し、その後その株が爆上げた・・・・・・ということがありました。で、仲が良くなった後に話を聞いたら「何でそこの株を売ったんや!」みたいな話になって、また仲が悪くなりました。笑)
で、何でこの話を思い出したかと言いますとですね。
・・・・・・またまたろくとケンカして当分口を聞いていないんだなこれが(笑)。
あー、仲直りしなきゃー。
早めに修復しておかないと何か損するかもしれんもんね(って、そんな理由で)。
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ありがとうございました。
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します。
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