誰が作者なのかで、値段が変わるという話
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
ご無沙汰致しております。
九月になっても毎日暑いですが、お元気でしょうか?
今回は、特にご無沙汰な状態のろくから聞いた話です。
(なら、自ら更新すれば良いのに……ぼそっ)
ろくはFM802というラジオ局を良く聞いているのですが、先日、DJの田中乃絵さんから聞いた話が心に残ったそうです。
その話とは、画商さんである田中さんのお父様が、以下のようなことを仰っていたと。
「宝石はすべて買った直後から値段は下がってしまうが、良い絵画ならずっと持っていると値上がりする」
うーん、さすがはろく。
普通「心に残る」と言えば、胸アツのええ話ちゃうんかい。
それが「お金の話かーい!」と。
けど、これって確かに、勉強になる話ではあります。
宝石っていうのは、元々の作者は地球であり自然です。
が、今は、機械で簡単に何ぼでも造ることができます。
例えば、ダイヤモンドもですがルビーにサファイヤ等。
ルビーとサファイヤは鉱物名では両方コランダムです。
赤いのがルビーで、赤色以外のものがサファイヤです。
ちょっとお高めの腕時計のガラスにも使われています。
サファイヤガラスって呼ばれている、あれですよあれ。
本当は人造サファイヤであり、ガラスではありません。
五万円ぐらいの腕時計でも乗っていることもあります。
(量販店だと、実質三万五千円ぐらいで買えますが)
言うまでもなく、これは大量に生産された腕時計です。
ところが絵画だと、オンリーワンの作品になりますね。
(版画だと、何枚も刷ることができますけども)
ただし作者が無名の一般人だと0円にもなりますが。
高値が付く芸術家は限られるというのはありますね。
というわけで、値段が付けられて高くなる順は以下。
◎1,機械が製造⇒2,自然が生み出す⇒3,人が手作り
(後に進むほど高くなるという順番です)
現在の日本人が貧しくなっているのと重なりますよね。
人材で考えると、1番が圧倒的に多いんですよねこれが。
とはいえ、3番の芸術家になるのは難しいのも事実です。
ただし、3番で作品を創作する以外の人材はどうでしょう?
つまり、田中さんのお父様のような立場の人材のことです。
自分で創作できなくとも、作品を評価できる能力があれば。
その能力を使って、そういうお仕事をすることができます。
この「評価できる人材」を育てた方が良いのではないですか?
(そもそも、ここに書いた話をわかっている人も少ないです。
まずはそういう人を増やすところから、始めなければですね)
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