正の循環にも段階があります。さらに大きな外側の輪に入るには?

 

こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。

私の持論には、お金の流れには正の循環と負の循環がある、というものがあります。

そのうちの正の循環について具体的に、以前『前編)格差はあって当たり前。むしろ、ちょっと前までが例外だった?!』という記事で書いたことがありました。

この時の正の循環とは“住宅ローンの返済が終わったら急にお金が貯められるようになった”という、節約でお金を貯める話でした。

今回はその先の、もっと大きな循環に入ることについてのお話です。

ずーと前に武田邦彦先生が日本の経済について仰っている動画を拝見致しました。

それが何の動画だったか覚えていないので書けないと思ってボツにしていたのですが、大事なことなので書いておこうと考えを変えました。

ところが元の動画を探している時に気付いたのですが、既にこのことを記事に書いておられる方がいらっしゃったのです。

武田邦彦先生から学ぶ日本の収入問題

福山和寿さんの『Gallagher Note』より。

というわけで、是非リンク先をご覧ください。

「なら、ここで書くことがないやないかい!」

と、思わずツッコんでしまったぐらい超おすすめの記事です。

ただし、どうしてもお時間のない方のために以下、要約しながら書いていきます。

武田先生は日本の経済が何で元気がないのか、いろいろな理由を挙げておられました。

経済学者のバーンスタインの考えに基づいた経済成長する社会の原則とは・・・・・・

  1. 自由、正義
  2. 科学に忠実
  3. 借り入れ

・・・・・・となるのだそうです。

で、そのうちの特に3番の借り入れについて影響が大きいと思うのですが、武田先生は以下のようなことも仰っていました。

  • ケインズ「根拠のない自信が起業家に投資を行わせる」
  • 三菱総研「企業がリスクを取る国ほど成長率は高い」

で、まずここで私が思ったことはですね。

アメリカが衰えたりとは言え世界一の経済大国を誇っているのは、その国民性によるものが大きいのではないかということでした。

そしてもう一つ、日本人は誰もが真面目で慎重な人が多いから、今のこの状況になっているというのはあるのだろうなとも。

そもそも狩猟民族は獲物に挑戦しないことには始まらないし、挑戦する時は“ゲットできる”と思ってするやないですかと。

農耕民族でコツコツコツコツ農作業して培われた我々の性質というのは、それだけでハンデがあるような気がします。

でも、そんなこと言うてても仕方がないですけども。

それにね、ピンチはチャンスでもあります。

日本人の誰もがリスクを取ることを嫌がるあまりに、それでも投資して欲しい業者さんはいろんな商品を考えたり、手数料をどんどん下げてくれたり、それはもうあの手この手と繰り出して千手観音のような状態になっています(ちょっと怖いかも)。

これらをまとめてみますと、以下のようになると思います。

  1. ほとんどの企業がリスクを取らなくなった
  2. リスクを取ってより良い未来にしようとしている会社はどこだろうか?
  3. そしてさらに自身でもリスクを取って、その会社に投資をする

これができたら、さらに大きな外側の輪に入ることができます。

でも、どうしてもそんな会社は見つけられないという場合はどうか無理をしないでください。

その時はインデックス投信(国内株・国内債券・先進国株式・先進国債券・新興国株式の投信を均等に毎月一定額を買っていく)という方法がおすすめです。

意外とバカにできませんよこれは。

私とろくもそこそこの利益が出ています。そこそこ。

定期預金に入れて放置するぐらいなら、少額でも良いからこちらに振り分けることをおすすめします。

インデックス投信と言えども、定期預金よりはリスク取ってますから。

得られた利益は、そのリスクを取ることに対する報酬だと私は思っています。

というわけで私個人的には、どんなに少額でも定期預金から投信に一歩踏み出すところから、外側の輪に切り替わるのではないかと思っています。

 

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ありがとうございました。
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します。

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