利子と利息との違いについて。これって「信用」にも当てはまります
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
突然ですが。
「利子」と「利息」の違いはご存じでしょうか?
私は存じませんでした(大汗)。
ただし「利子」も「利息」も同じと言えば同じです。
どちらも
- 貸借の対価として支払われる金銭
のことを指しますので。
ただ、もうちょっと詳しく分けたい時に
- 「利子」=借り手から貸し手に支払う
- 「利息」=貸し手が借り手から受ける
というように使うこともできるそうです。
これを銀行や消費者金融などの会社と個人に置き換えた場合は、以下のようになります。
- 個人が預金の利子を預けたその銀行からもらう(銀行が個人へ支払う)
- 個人がローンの利息を借りたその会社へ払う(会社が個人から受ける)
個人を中心とした場合、もらうのが「利子」で払うのが「利息」と言えるのではないでしょうか。
ただし実際の話、両者はごっちゃにされて使われています。
単にどっちから見たらどうなるという話しだけであり、実際は同じものですからそれで支障はありませんよね。
で、ここでは両者を区別するために「利子」と「利息」を分けて考えます。
もらえる「利子」と払う「利息」。
個々のケースで多少の違いはあると思うのですが、一般的には借りた時に支払わねばならない「利息」の方が大きいですよね。「利子」よりも。
これって、実は「信用」にも当てはまるのではないかと私は思ったのです。
つまりそれは「自分が誰かにしてあげたこと」と「自分が誰かにしてもらったこと」です。
よくあるパターンとしては。
「俺はあいつにあれだけのことをしてやったのに、あいつは恩知らずだ!」
と、これが一番多くないですか?
「大したことをしていないのに、相手からこんなにもお返しをされた」
というのもあるかもしれないですが、それは滅多にないことだと思います。
(滅多にないことなので、それをしてくれた人にはものすごーく感謝した方が良いと思います。ものすごーく)
そしてされた方の場合、感謝の気持ちがないわけではないけど“これぐらいのことは大したことない”とついつい思ってしまいがちです。
でも、それって良く考えてみると当たり前の話でしたね。
何故なら「信用」を形にしたもの、それが「お金」です。
お金を預けてもらえる「利子」は少し。
「利息」は「利子」よりも多く払わねばならない。
「信用」を形にしたらこうなっているのです。
そういうもんなんですよ。初めから。
そして初めからそういうもんだと思っていれば、そんなに腹を立てたりがっかりしたりすることもありませんよね。
で、そう思って「他者にはいろいろしてあげる、見返りを期待しない」ということを繰り返しているうちに、友達ができると。
かつて北野武監督が著書でそのように書かれていました(その記事はこちらです)。
ここで結論として書いておきたいのは、上に書いたような“俺はこんなにしてやったのに”とか思って腹を立てたりがっかりしたりしている時間がもったいないなということです。
「時間」って、言い換えたら「人生の一部」ですよね?
いかに少しでも多く幸せな時間を過ごすか・・・・・・の積み重ねが即ち、いかに幸せな人生を送ることができるか・・・・・・となります。
「信用」と「お金」の関係を考えて「そういうものだ」と悟る。
これだけで随分と気持ちが楽になり幸せな時間に繋がる。
そのように私は思っているのです。
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ありがとうございました。
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します。
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