「ケチ」と「シブチン」について、ななの昔の友人の話
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
本日の記事は「ケチ」と「シブチン」についてです。
以前、大日本ドケチ教教祖の吉本晴彦氏についてこんな記事を書きました。
その吉本氏が言うには、
「ケチとシブチンは違う」
ものであり、もう少し詳しく言えば
- ケチ=無駄な金は使わない
- シブチン=とにかくお金は使わない
という違いがあるのだとか。
その「シブチン」側の人の話をこれから書いておこうと思います。
その人は、かつては私の友人でした。
今は違います。
彼女とは高校の時からの友人でした。
大学に進学してからも二人とも関西エリアの大学だったこともあり、友人付き合いはそのまま続いていきました。
同じように高校時代の友人で、関西進学組4~5人の友人と付き合いがありました。
途中で彼氏ができて疎遠になるコも居たりバイトと旅行三昧であまり会えなくなったコも居たりして、何人か入れ替わることもありましたが、概ねそのまま付き合いがありました。
そのうちの一人、仮名でA子とします。
彼女は良く言えばしっかり者、悪く言えばケチでした。
おごったりおごられたりの回数で言えば、全くお返しがないわけではないですが明らかにお返しの方が少ないのです。
あからさまに全くお返しがないわけではありませんが、どう考えても少ないなと。
私に対してだけではなく誰に対してもそうでしたので、ある意味平等と言えば平等かもしれませんが。
ある日はA子が
A子「もうすぐ誕生日だけど彼氏と別れたから寂しい」
と言いだしたので、私ともう一人の友人が彼女のためにケーキや料理、誕生日プレゼントを彼女の部屋に持参したこともあります。
一回だけではありません。誕生日プレゼントはおぼえているだけでも二回、私は彼女に渡しました。
しかし彼女から誕生日のプレゼントをもらったことは一回もありません。
ケーキや料理をもらったこともありません。
くどいようですが、それは私だけではなく誰に対してもです。
上記、一緒に行って祝った共通の友人に聞いても私と同じだったそうです。
そうそう、この友人と私はA子の引っ越しを手伝ってあげたこともありました。
私もこの友人もA子と付き合いのあった間に引っ越しする機会がありましたが、もちろん私と友人のいずれの引っ越しもA子は手伝っていません。
まだまだあります。
皆で旅行に行ったことがありました。
その時には、A子は全部の写真に載っていました。
つまり、気を遣ってシャッターを押す側になったことが一度もなかったということです。
旅行の後でそのことを指摘すると、全く悪びれずに
A子「私、前もサークルの旅行の時に先輩に言われてん。お前全部の写真に写っとるなぁって」
と笑いながら言っていました。
そんなことが何回あっても、当分の間は“A子だから仕方ない”で許してあげていました。
後でわかったことですが。
誰もが皆、A子に腹を立てていましたが、ここで怒って雰囲気悪くしたり他の友人に気を遣わせてはいけないと思って我慢していたそうです。
私もそのうちの一人でしたけども。
そんなこんなで他にもいろいろな出来事があって(ここは話が長くなるので割愛)、私もA子と絶縁することにしました。
一人だけ、最後までずっと「悪気はないのだから許してあげて欲しい」と言って仲裁に動いていた友人が居ました。
が、結局その友人も怒らせてしまったA子は、私たち全員と絶縁することになりました。
さて、何で思い出したかと言いますと。
今回の記事を書くために、いろいろなニュースサイトなどを見ていたわけです。
その時に、仕事でキャリアを積むよりも専業主婦になりたい人が増えているとか、そういう記事を目にしました。
そこで、A子のことを思い出したのです。
私「ああ、高校の時から“早く結婚して玉の輿に乗りたい、専業主婦になりたい”って言うとったのが居ったなそう言えば……」
かつてA子は高校の時、しょっちゅうそう言っていました。
A子が今、どうしているかは知りません。
今年の春の時点では、仕事を辞めて実家に帰ったらしいということと、今も独身であることを聞きました。噂で。
しかし今現在はわかりません。
絶縁する前に“合コン呼べ”“誰か紹介しろ”って煩かったなぁ、A子。
そこまでするようなお人好しがどこに居んねん。
大日本ドケチ教教祖である吉本晴彦氏のお言葉を拝借すると、このA子のパターンは明らかに「シブチン」でしょう。
ケチってはならないところまでケチってしまい、結局は損をしてしまうという。
ただ、今でも結婚願望があるかどうかもわからないですし、その噂が間違っているかもしれないですけどね。
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