与沢氏曰く、これからの時代に成功するカギは「孤独」ですって?
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
先日、新R25で以下の記事を拝読致しました。
『僕が成功できたのは、「孤独」になって「一点集中」したからだ』
率直に申し上げて、後の「一点集中」については意外な感じはありませんでした。
今までにも「選択と集中」などと言われていましたので。
もちろん「一点」というところが大事なのでしょうけども。
ですが、前の「孤独」というのはかなりの違和感があったわけです。
かつての与沢氏は、おハデでちょっと怪しい(失礼ですが)たくさんの人に囲まれているような、そんイメージがありました。
一度失敗してその後復活されましたが、今でも「以前よりは怪しくない人をたくさん侍らせているんだろうな」と勝手に思っていたわけです。
しかしそうではありませんで、なんと今の与沢氏は「孤独」になることをおすすめしておられます。
上記リンク先の記事を拝読致しますと、以下のところが心に留まりました。
なぜ一人でいる事が、ビジネスで成功するカギになるのか。
まず、その理由の一つが「自分と向き合う時間が持てる」という点です。
ビジネスで成功するためには、時には人に会いに行く事や、誰かと議論する事も必要でしょう。
でも、基本的に人間は「一人の時間」を持たない限り、新しいものを生み出し育てることができません。
周囲にいつも他人がいると、影響を受けたり邪魔されたり意識が散漫になったりで、自分の軸が定まらないのです。
ですよねー。
私もそう思います。
既に何回も書いた話で恐縮ですが、私は孫子の兵法『敵を知り、己を知らば、百戦危うからず(彼を知り己を知れば百戦殆からず)』で大事なのは「己を知」る方だと確信しています。
その理由について最も大きなものは「今の世の中は既にいろんな物やサービスがあってできることが多いので、自分に合ったものを選ぶという行為が以前よりも桁違いに重要になっているから」なんですね。
(だから就活や婚活などで「(たくさんの情報が出てくるから)どの会社または相手を選んだら良いのかがわからない」ということが起こるわけです)
また、与沢氏が挙げた理由に「知らず知らずのうちに仲間に依存したりやってくれる事を期待し、周囲を頼る癖がついてしまう」というものもありました。
このことについて、以前『らららむじんくん、ららら無尽くん、あららら?』という記事を書いた時のことを思い出しました。
山梨県は今でも無尽が盛んで、お互いを助け合おうという気持ちを持っている人が多いのだそうです。
これが良い方に作用すると「消費者ローン利用者の比率は全国で下から2番目」という話になります。
しかし悪い方に作用すると「自分で勉強しようという気持ちがないため、県民の金融リテラシーが全国最下位」という話にもなります。
以前、江戸時代の商人は世界最先端だった話を書きましたが、農村の一部でも進んだ制度ができていました。
それが「無尽(むじん)」と呼ばれる制度で、ウィキペディアによると「無尽(むじん)とは、日本の金融の一形態である。複数の個人や法人等が講等の組織に加盟して、一定又は変動した金品を定期又は不定期に講等に対して払い込み、利息の額で競合う競りや抽選によって金品の給付を受ける」というものです。
無尽が元で会社組織となって現存するものも一つだけあります(日本住宅無尽株式会社。それ以外は相互銀行へ転換)。
また、無尽講(むじんこう)、頼母子(たのもし)あるいは頼母子講(たのもしこう)と呼んでいるところもあります。
確かに優れた制度ではありますが、その一方で「自分で何とかせす、人を頼ろうとしてしまう」というデメリットもあるわけですね。
インターネットどころか機械すらないという昔になればなるほど、人の手で何とかしなければならないことはたくさんありました。
その時代は皆で協力してやらなければ、何もできなかったわけです。
それが当たり前のこととして定着した後、世の中が非常に進歩していきます。
今は「できること」が山のようにあって、それと反比例してやらなければならないことは非常に少なくなりました(既にやってもーたからね)。
その(山のようにある)「できること」を活用して、世の中により良いものを供給せねばならない(でないと満足な報酬をお客さんからもらえない)という、そんな厳しい時代になっているわけですよ。
そのためにはまず「自分を知ること」。
与沢氏のお言葉を拝借すると「自分の軸を定める」ということになりますか。
「自分の軸」って、良いお言葉ですね。
……軸のないフラフラしている私が言うと説得力ないけど。
↓応援よろしくお願い致します!
ありがとうございましたm(_ _)m
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します!!!
たしかに今の時代はネット環境があれば仕事は山ほどありますよね。また、埋もれている仕事もたくさんありますし、個人の質をあげるにはもってこいの時代だと思います。