シャープの話で思ったこと。因果応報はあるのかないのか?
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
2016年11月02日の『東洋経済オンライン』の記事より。
詳細は上記リンク先をご参照頂けるとありがたいのですが、同社の発表によると2016年度第2四半期決算(2016年4月~9月期)において、営業利益黒字化を達成したとのことでした。
まずはおめでとうございます。
通期で黒字化だと良いですね。
実は私、シャープ様にお世話になっていたことがありました。
もはや10年以上前の話ですが。
派遣で働いていた時に、先様がシャープ様だったことがあったのです。
仕事場は大阪の本社です。
今はニトリの所有でしたっけ。
でも、その当時のシャープ様は大手らしからぬ点が多々ありましたよ。
それがどういう点かと言いますと・・・・・・その前に。
当時仲良くして頂いていた前の職場で一緒に働いた先輩派遣社員が、一足先に別の大手企業のお仕事に就きました。
その先輩派遣社員と私が出会ったのは、中小の派遣元及び派遣先の会社だったのですが。
その中小の派遣元会社が、その当時から違法だった二重派遣をバンバンやっていたところだったんですよね。
それも、酷い会社では四重派遣ぐらいのところもあったりして。
しかしその先輩が先に決まったのは、派遣元も先様も大手の会社でした。
するとやはり大手だけあって、既に二重派遣は全面的に廃止していたとのこと。
そうかー。
大手はもうやっていないんだーと、私は思いました。
しかし、シャープ様はまだやっていたのです。
私の所属のところはちょっと前に廃止されたとのことでしたが、違う部署ではまだやっていました。
(何でかと言うと、そのお世話になっていた中小の派遣元会社からシャープ様が派遣先の案件を打診されたからです。その案件で先に就業していた友人から、二重ではない(さらに上の)派遣元会社を紹介してもらっていました。その会社に登録に行く前に今回の仕事が決まったのでした)
でも、それだけではありません。
最初の契約期間は5ヶ月(⇒有給が発生しない)。
有給が発生する場合は(引継ぎができないという理由で)最後に全部使わせてくれないから、気を付けた方が良い・・・・・・と、一緒にお弁当を食べていた別の部署の先輩が教えてくれました。
確かにそういう会社もありましたよ?
でも、こう言っては何ですが、そういう会社は誰もが知らない中小企業でした。
誰もが知っているシャープ様までこんなことをやっていたなんて、思いもよらなかったです。
あれから10年以上経っていますから、さすがにやっていないとは思うのですが・・・・・・いつまでやっていたのでしょうね?
時は流れて、2013年の話。
2013年に当時一緒に働いてた同僚が、前職の派遣先がシャープ様だったとの事でした。
そこで、一ヶ月を切った状態で急に雇用契約を解除されて困ったと言っていたのです。
しかしこの話だけなら、もしかすると実は派遣元会社の都合だった可能性もありますよね?
さらに時は流れて、2014年。
私がお世話になった派遣元会社の担当者の話。
たまたま私に紹介してくれた派遣先様がシャープ様の会社の近くでした。
そこでその派遣元会社はかつてシャープ様と取引があった、という話が出てきましたが。
最後は一ヶ月切った状態で全員の契約を打ち切られた、と仰っていました。
派遣スタッフさんにも生活があるというのに酷い会社だ、とも。
上記の彼女の話は、どうやら本当の話だったようです。
何が言いたいかと言いますと。
かつて派遣で働いていた者にとっては、自業自得というか因果応報というか。
会社側が派遣という弱い立場の者に対してやってきたことを今度は、鴻海という強い立場の者にやり返されているようにしか、私には思えませんでした。
鴻海には、確か結局1000億ぐらい値切られていますよね。
「リストラや事業売却はしない」っていうのも、怪しいですよね。
(ただ、私が働いていた部署のシャープの社員さんは皆、本当に良い人達でした。本当にお世話になりました。だからあんまり悪口は書きたくないんですよね・・・・・・って、めっちゃ書いてしまいましたけども)
何が言いたいのかと申しますと。
因果応報はあるのかもしれないし、ないのかもしれない。
でも、あると考えて行動した方が良いのではないかと、そういうことです。
話はちょっとずれますが。
私の同級生の話で言えば。
お金持ちになっている同級生には二つのパターンがありまして。
本人が仕事でお金持ちになっている場合と、結婚した相手がお金持ちである場合があります。
程度の差はいろいろですが、私の知る最も仕事で成功しているまたは旦那さんの収入が高い友人で言いますと。
仕事で成功している友人の場合、頭は昔から良かったのですが、人望があって皆から好かれていたかと言えばそれほどでもなく。
結婚した相手がお金持ちだった友人の場合は、良い子なんだけど学校の成績はさほどでもなく、でも人望があって誰からも好かれていました(ちなみに結婚相手は知人の紹介らしいです)。
つまりですね。
派遣労働者に対して、時代の流れとはいえ酷いことをしてしまったと同情するか、または因果応報ということがあるかもしれないと考えていたならば、どうだったでしょうね?
(つまり、かつて自分が派遣社員にやったことを、外資である鴻海にされるかもしれない、と考えるのではないかと。
だって、相手が日本国内の銀行やら政府の手先やらだったのなら、そこがシャープ様に対してあまりに厳しいことをすると“やり過ぎだ!”って叩かれるかもしれないですもんね。世論から。
外資なら、そんなもん怖くないでしょうが。始めから)
どちらの考えもなかったということは、ちょっと嫌な言い方をすると“シャープの上の人は、性格も悪いし頭も悪い”ってことですよね?
- 酷いことをしたと思う⇒性格の良い人
- 因果応報を警戒する⇒頭の良い人
ということになると思いませんか?
率直に申し上げて、私は自分も派遣で働いていましたが、扱いが酷いのは時代の流れで仕方がないという自覚はありました。
恨むなら、社員になれなかった己の能力の恨むべきだと思います。
だから根性が悪いのは別に構わないです。
でも、頭が悪いのは許せないと思います。
その頭の悪さで、下の人間が皆困るではないですか?
上の人が高い給料をもらうことができるのは、下の人の命運を握っているからです。
とは言え、こんなこと思っても仕方がないことだとは思いますが。
ただ、ここに書くことによって、誰かの人生においてほんのちょっとでも利益になったら良いのになぁーと。
・・・・・・ならんかな? やっぱり。
とにかく、人生においては。
「因果応報はある」と思って行動した方が、結果的には良い方に向かうのではないかと。
ただし率直に申し上げると、私自身は
- 因果応報はある
と、思っているのですが。
それと、
- 言霊は存在する
というのも。
何でそう思うようになったのかは、また今度書こうと思っています。
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ありがとうございました。
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します。
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