【副業】もちろん、得意なところで勝負するべきところもあります【商売】
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
前回の『【逆転の発想】仕事はいろいろ。良いところのみで勝負するとは限らない?【美点と欠点】』を書いていて、ついでに思い出した話がありました。
ついでにというか、普通の考え方で普通に「得意なところで勝負」した方が良いこともあったなぁーと思いましたので。
というよりも、そちらの場合が普通なので、書くほどのことはないのかもしれないのですが。
ですが、せっかく思い出したので、書き留めておこうと思います。
前回の仕事の契約期間が終わった後、根性のない私は何回か転職しました。
そのとある仕事先で出会った方は、映画や演劇を観るのが趣味でした。
また、ご実家で長く商売をされていたとのことで、ご本人もオークションなどを副業としてされていました。
その方がオークションで売買している商品は主にご実家で扱っていた物でしたが、稀に値上がりしそうな演劇のチケットをあらかじめ買って売るということもされていたようです。
ご自身の趣味が観劇なので、プラチナチケット化するものがわかるとのことでした。
しかしそれは滅多にはないのだそうです。
しかも、ご実家で扱っている商品は利幅が薄いしあまり旨みがなかったらしいので、その人はチケット以外の物も同様に売買することを思い付きました。
それがゲームです。
折しも任天堂の3DS(ゲーム機本体)が発売される時でした。
その方と少し雑談するようになって、私は上記の話をその方から聞きました。
私がゲームが趣味だとわかると、以下のような相談をされました。
「3DSを複数台買ったのだけれど、何かあんまり高く売れそうにない気がするけどどう思う?」
私は正直に答えました。
「ハードと同時に販売されるソフトには目玉となるほどのものはないし、3Dの健康上の不安を感じている母親の声もあるらしいので、昔みたいに発売日にどうしても欲しい人がいっぱいいてすごい値段が付くということはないと思う。
とはいえ、私も昔ほどゲーム好きではなくなっているし詳しくもなくなっているので、他にゲームに詳しい人がいたらその人にも相談した方が良い」
上記のように答えると、その方はゲームの好きな知り合いの人に聞いてみたそうです。
やはり私と同じような答えで、持っていても値段が上がることはないから早く売ってしまった方が良いとのことでした。
それを聞いたその方は、泣く泣く投げ売りしたそうです。
また実際の話、そんなに値上がりすることもありませんでした。
(家庭用ゲーム機自体がスマホのゲームに押されて衰退している今となっては、ゲーム機本体やゲームソフトの発売日に並んだりネットですごい値段で売買されたりっていうのは、懐かしいの一言で終わりなのでしょうね。
私はあの時よりもさらにゲームをやらなくなりました。
……アトラスの女神転生シリーズ以外では。笑)
結局はかなりの赤字だったそうですが、お試しで複数台しか買っていなかったからまだ良かったと言っていました。
今回の話は、当たり前といえば当たり前かもしれないですが。
しかしこれは、誰もがうっかりやってしまうかもしれないことだと私は思います
この方の場合は演劇チケットという成功体験があり、オークションの手順その他の知識もあります。
つまり、ほとんどが「ある」のですが、ゲームの知識だけは「ない」という状況です。
さらに言えば、過去に話題のゲーム機やゲームソフトは発売後値上がりしたという事実も「ある」わけですが。
となると、この方が「やったことないから知らなかっただけで、演劇チケットのようにゲーム機も同じなのだろう」と思ってやってしまったのも、何だかわかるような気がします。
ほとんどのことがわかる、知らないのは一点だけ。
でも、その一点を知らないのは致命傷である。
そういうこともあるからこそ、気を付けなければならないですね。
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ありがとうございました。
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します。
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