カルロス・ゴーン氏が逮捕されて「見苦しい」と思った話
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
ちょっと前の話で恐縮ですが、日産自動車の会長だったカルロス・ゴーン氏が逮捕されました。
カルロス・ゴーン氏と言えば、瀕死だった日産をリストラして復活させたことで有名です。
が、同時に、その時の功績で破格の報酬をもらっていることでもまた有名でした。
それで今回逮捕されましたが、そしたら
「あんなに人を削減したら復活できて当たり前」
「人を削減することは誰でもできることで、経営者としては恥ずべき手段」
とか仰っている方がおられたわけです。
ご存じないお若い方も多いかもしれませんが、その当時のゴーン氏は大絶賛されていました。
しばらくの間は「報酬が高いのもその功績から見たら当然の金額だ」と言う人さえもいました。
それから時が過ぎていざ逮捕されたとなると、こんなことになるわけですよ。
私は思いました。
「その誰でもできるはずのリストラができなかった、だから代りにゴーン氏にやってもらったのでは?」
何で大幅に人を削減するリストラができなかったのかと言えば、要するに嫌われ役ができなかったからですよね。
「ゴーン氏はルノーから来た外国人だから仕方がない」
ということで、ゴーン氏を利用したわけですよね。
誰でもできたはずのリストラを引き受ける者が誰もいない、そこまでその当時の日産は終わってたわけですよ。
私は何も、ゴーン氏の逮捕が不当だとか、そういうことを言いたいのではありません。
それはそれ、これはこれ、じゃないですか?
ゴーン氏のリストラを「誰でもできた」というのなら、それができなかった当時の日産は「誰でもできたことすらできなかった」という、そういう酷い状態だったと言わざるを得ないでしょう。
そのような状態を立て直してもらっておいて、今頃になって「誰でもできた」とか言うのは、何と言うかそのー「見苦しい」の一言だと私は思うのです。
それにそんなん言うのなら、ゴーン氏が来る前にとっととリストラすれば良かったじゃないですか。
結果的にはそれができなかったのだから、そんな「誰でもできる」とか言うべきではないのでは?
あんなに報酬をもらった上に、お金に執着して見苦しい……これには大賛成です。同意します。
あんなリストラ誰でもできるのに……これはある意味、ゴーン氏以上に見苦しいと私は思います。
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