こんにちは。本木　ななです。
私とろくがお世話になっております。

昨日、ダイヤモンドオンラインの以下の記事を拝読致しまして、非常に驚きました。

『コンビニ「出来たて弁当」は消費増税後に人気商品として広がるか』

コンビニのお弁当って、ここまで来ているんですかっ？！

そりゃお弁当屋さん「ほっともっと」の会社、プレナスも業績悪化するっちゅーねん。

そこで思い出したのが、かつてのコンビニ弁当です。

ろくと出会った辺りですから、かれこれ20～25年近く前の話になりますか。

私のバイト先に社員で転勤してきたろく。

ろくは鶏の唐揚げが大好物でした。

前の勤務先の近くには唐揚げの美味しいお弁当屋さんがあったらしいのですが。

あいにく転勤してきたその店の近所にはそういうお店がありませんでした。

仕方がないので、そこの近所のコンビニで唐揚げ弁当を買うことにしたそうです。

ちなみに私の方はと言えば、鶏の唐揚げは好きではありません（というか嫌いです）。

だから唐揚げ弁当には関心がなく、あまり良くみていませんでした。

たまたまお昼の時間が一緒になって、ろくのお弁当を見て驚きました。

だってねー、おかずが事実上、鶏の唐揚げだけなんですよ？！

ご飯の上にはごま塩がちょろっとかかっており、その横には明らかに体に悪そーなすごい色のお漬物。

おかずは鶏の唐揚げが4～5個ぐらい、レタスの上に転がっているだけです。

つまり唐揚げ以外のおかずはそこに敷かれたレタスとお漬物だけ。

ご飯にふりかけられたごま塩は……これってカウントすべきですか？！

まぁ、そんな状態です。

しかもそれで、なんと480円ぐらいするんですよ？！

今だと考えられないですよね。

ただしそれで驚くのは早いです。

驚いている私にろくは言いました。

「他のコンビニで、レタスすら入っていない弁当も見たで？」

レタスが入っていない代わりに、弁当箱の底にレタスを印刷しているものです。

かなり後になって、私もスーパーの惣菜コーナーで見ました。

「ただしその弁当は、ご飯に載っているのはごま塩じゃなくてふりかけやったけど」

んー、ごま塩よりはふりかけの方が、ちょっとだけ豪華な気はしないでもないですけども。

それにしても、昔は酷かったなーと。

UNIQLOがあんなにたくさんできたのは、それまでの服が高くてデザインや生地が悪い服が多かったというのもありますし。

いや、全部ではないですよ？

ただしデザインもそこそこで生地の良い服を買おうと思ったら、かなりお金を出さなければ買えませんでした。

私が今でも覚えているのが「可愛いデザインでお手頃価格のサマーセーターを買って着てみたら、ものすごく熱くなって（体温が逃げないから）ほとんど着られなかった」という思い出です。

服だけじゃなくて、旅行も高かったです。

あらかじめかなり貯金しておかなければ、どこにも行けませんでした。

確かに今って年収が下がって非正規雇用も増えて大変ですけど、あの時やたらに高かった年収にはそういう粗悪で割高なところにも含まれていた、という事情もあります。

つまり、その部分は時代の流れによって淘汰されるべきものではあっただろうという話です。

しかしそれにも限度というものがあってですね、個人的にはちょっと行き過ぎではないかと思うんですよね。

コンビニで働く店員さんやオーナーさんは大丈夫かなぁーと。

お客さんの立場では確かに嬉しいことなのですが。

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