前編)日本ではお金の話題を避けようとする人が多いのは何故?
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
あのですね。
私、ずっと疑問に感じていたことがありまして。
子供の頃、親や学校の先生に
「お金の話を人前ですることは、はしたないことだ」
みたいなことを言われていました。
特にうちの周りっていうのは保守的というか真面目というか、古風な考え方が根強い地域だったっていうのもありますが。
うちの周りだけではなく実際に、人前でお金を話をするのは避けられる傾向であることには変わりないと今でも思っています。
(で、そこから
「お金の話自体みっともないから、できるだけしないように」
みたいな話になっていっているとも思います。個人的には)
これは一体どうしてなのでしょうか?
その理由の一つには、揉め事を避けようとする国民性みたいなものがあるのかなと。
私の知っている身近な話で言うと、例えば
- 派遣会社により契約内容が違う
とか。
派遣先の会社が同じで同じ仕事を同じ時間帯にしていても、時給が違うとか。
あるいは、片方は従業員の契約(普通の派遣社員)で、もう一方は業務委託だとか。
派遣会社(主に派遣契約で成り立っている会社)でも「この契約は業務委託になります」とか言われることがありまして。
何だろうなと思い詳細な話を聞いてみるとですね、業務委託の場合「この仕事を一時間何ぼで引き受ける」みたいな話になるんですよね。
となると、残業や深夜・休日出勤の割り増しもないし、雇用保険なども全くない。
時給が同じでも、例えば残業になったら普通の派遣社員は割り増しされるのに業務委託契約の人はされない、ってことになります。
これらの話を大声で言われると、職場の雰囲気は悪くなりますよね。
忙しいからこのまま残業して欲しいと言われた時に、
「えー、嫌ですー。だって私、残業しても時給同じだもん。請負だし。○○さんはいーよねぇー。残業手当付くんでしょ?」
とか何とか。
(いや、小声で言われても悪うなりますが、比べたらまだましですよね)
同じ場所で同じ仕事をしていても待遇に差があることがあるというのは、今に始まったことではありません。
それは契約内容が同じ正社員であったとしてもです。
採用が縁故だったり、上司に贔屓されていたり、理由は様々ですが。
そういうことをできるだけ表に出さないで、揉めないで粛々と仕事をやっとったわけですよ。昔から。
このような理由で、人前ではお金の話をするのは良くないことだみたいな話になったのではないかと思いました。
しかし最近、このブログのおかげなのかどうかはわからないのですが、お金のことをより深く考えるようになったところで、別の理由が思い浮かびました。
その理由は……
……次回とさせて頂きます。
長くなりますので。
※後編はこちら
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ありがとうございました。
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します。
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