お金か物か?! その選択は寄付の場合でも……

 

こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。

前澤友作氏とひろゆき氏で寄付をするという話があったのですが、残念ながら今回は見送りとなったそうです。

要するに、お金で寄付することに拘る前澤氏とPCという物で寄付したいひろゆき氏で、意見が合わなかったという話でした。

この「お金か物か」という問いは、人生でも大きいですよね。

そしてこの、お金と物に共通する難しさは「使う」という面でもあります。

ただし物を使うことについては、昔になればなるほど悩む必要が少なくなりますが。

何故なら、昔になればなるほど「生活にどうしても必要な物」以外の物が存在しませんから。

そしてそれは「使い方」にもいえますし、その人の「生き方の選択肢」にも言えるわけです。

(前者はたとえば、家電や自動車等で付加された機能が少ない状態であり、その状態であればあるほど「その物を使うか否か」となるわけで、それが後の時代になれば「この物のこの機能を使うか否か」という状態になっていくわけです。

後者はたとえば、女性が大人になったら家庭に入って家事をするのが当たり前という時代になればなるほど、働く女性をターゲットとした役に立つ物は少なくなるという状態です)

今回のPCという物は、使いこなすのは結構難しい物であると言えます。

操作を使いこなす、つまり単なる道具としてだけでなく、このPCという道具を使って「自身をどこまで幸せにできるのか?」というところまで考えたら、使いこなすのは非常に難しいのではないかと私は思います。

(例えばLINEというアプリの場合「様々な機能を使いこなせるけど友人知人が増えない人」と、「基本的な操作しかできないけど、LINEを使ったらものすごく友人知人が増えた」という人がいたら、どちらが使いこなせていると言えるでしょうか?)

ここで話を戻しますと、ひろゆき氏は「お金で配るとそのお金でPCを買わない人もいるし、スペックが劣る良くない商品を誤って買う人もいる」ということを危惧しています。

これに対して前澤氏は「お金の使い方から学んで欲しいという企画だから、お金を寄付するというところは譲歩できない」というご意見でした、と。

そしてこのことをひろゆき氏のご意見に当てはめると「お金を正しくPCに使えない人がたくさんいる」ということになります。

恐らくひろゆき氏は「スペックの良いPCを選ぶところまではやってあげるから、情報の正しい使い方を学んで欲しい(それも非常に難しいわけだから、最初の段階で間違えてしまうと大変である)」と考えられたのではないでしょうか。

私がここまで書いて思ったことはですね。

「お金と物とを選ぶことは、こんなに頭の良い人でも意見の分かれる難しい問題である」という頭の悪い意見でした。笑。

 

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