こんにちは。本木　ななです。
私とろくがお世話になっております。

第一弾は2016/12/26『株式投資の意外なメリット。これを得られただけでも株をやって良かった？！』でした。

これが意外と多くの方にお読み頂いていたようなので、調子に乗って第二弾を書いてみました。

（ちなみに、前回の言い訳に使わせて頂いた記事はまだできていません。

時間がかかった分、さらに完成度を高めて･･････て、ハードルをどんどん引き上げて墓穴を掘っておりますが(大汗)。

しかし今回の記事の方が内容としては良いかもしれません）

それでは、いきます。
株式投資の意外なメリット第二弾は･･････

• 最終的な結果を考える習慣が身につく

･･････ということです。

あー、あんまり大したことないですか。

当たり前の話ですものね。ですよねー。

しかしこれ、簡単なようですができていない人も結構おられます。

例としては、ちょっと昔の話になりますが。

2002年1月。
雪印食品の牛肉偽装を告発した会社がありました。

西宮冷蔵という会社です。

その西宮冷蔵自らも加担したとして、国から7日間の営業停止命令を受けました。

この後もいろいろあったようですが、詳細については上記リンク先をご参照ください。

私が書きたいのは、この事件を報じたとあるＴＶ番組のコメンテーターが

「この告発した人も加担していた。だから保護するのはおかしい」

と、仰っていました。
これに対しては

「何を言うとんねんこのおっさん」

というのが私の正直な気持ちでした。

今現在ではおそらく私と同じ気持ちの人も多いとは思うのですが、念のためにその理由を書いておきます。

確かにこの人も加担していたのは間違いありません。

その間、消費者は騙され不利益を被っていました。

でも、告発した人を保護しなければどうなるか。

同様の食品偽装やその他不正行為が水面下で起こっていた場合のことを考えてください。

この西宮冷蔵の社長のような立場の人が、消費者に申し訳ないから告発しようと思ったとします。

もしも全く何も保護されることなく、後に自身も厳しく断罪されるとなりますと。

「告発しても責任を問われてえらいことになる、ならば告発はやめとこう」

と、なってしまうのではないでしょうか？

そうなったら、最終的に不利益を被るのは誰でしょうか？

もちろん、私たち「消費者」になりますよね。

食品偽装などが表沙汰になることがなく、そのまま不利益を被り続けるということになりますから。

つまり、告発者を保護するのはその告発者のためではありません。

消費者のため、ということになります。

さて、ここで本題ですが。

この場合で私が“最終的に誰が不利益を被るのか？”という考えにあっさり至ることができたのは、言うまでもなく株式投資のおかげです。

株というものは、何か世の中の出来事があった場合に

• 最終的にはどこの会社が儲かるのか

を考えて、その会社に投資(または投機)します。

つまり、俗に言う「風が吹けば桶屋が儲かる」という諺で言えば

• 桶屋が儲かる⇒桶屋の株を買ったら儲かる

ってことになります。

株の売買をやっているうちに、その当たり前のことが嫌でも身につくようになります。

ただし、その考えが当たって儲かるかどうかという話は別ですけども(´;ω;｀)

おそらく今の若い人は賢い人が多いから、何を今さらな話だとは思うのですが。

この当時は上記コメンテーターのようなことを言う人が結構多かったんですよね。

なんと、私の母も似たようなことを言っていました。

何が情けないって、私の母は高校の教師をやっておりました。しかも社会科です。

教員としての母は優秀な方で、名門の大学を優秀な成績で卒業し、教員になってからも受け持った学級の偏差値を引き上げたり有名な大学に進学させた生徒が多かったりしたとかで、そこそこ活躍していたみたいなのですけども。

そんな母は歴史が得意で、政治経済は苦手でした。

株をモリモリ買っていた父をバカにしていました。

働かないでお金を得ようとするなんて情けない、とか何とか。

だから母は株どころか投信すら一度も買ったことありません。

それ故に、最終的には誰が利益を得るのかまたは困るのか、という考えができないままでした。

ただし、これがまた民間企業だったら話は別かもしれないのですけどね。

教員だから営利目的とかないから、余計にこういう考えには至らないと。

･･････て、あれ？

いつの間にか母の悪口になっていましたね。ははは。

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ありがとうございました。
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します。