ことわざの「金は天下の回り物」って、こういうことを言うのでは?!
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
ボウリングをはじめとする複合レジャー大手「ラウンドワン」は、5年ぶりに営業利益が増えたそうです。
過去5年で純損益が2度も赤字に陥るなど、かなり苦しい状態だったこの会社にとっては久々の朗報ですね。
詳細は朝日新聞デジタルの以下の記事をご覧ください。
『人手不足が巡り巡って…ラウンドワン、5年ぶり営業増益』
この記事によりますと、売上高が上がって営業利益が増えた直接の原因は「若者の利用が増えたこと」なのだそうです。
もうちょっと細かく書きますとですね、この会社は人手不足のためにアルバイトの時給を上げざるを得なくなっていたのですが・・・・・・。
そのしばらく後になって、働いて所得が増えたアルバイトの若者がこの会社の施設を利用し遊ぶ機会が増え、結果としてそれが営業利益の増加に繋がったからなのだとか。
つまりですね。
- 人件費が上昇
- 上昇した人件費の分で若者が利用⇒売上増
- 上昇した分以上に利用⇒営業利益も増
ということらしいです。
働いた若者本人のみがこの施設を使ったというわけでもないと思いますけど。
100%ここの従業員だけが施設を利用したというのは、ちょっと考えにくいような気がします。
むしろ、ここで働く若者がここで働いていない友人と利用することの方が多いですよね。普通に考えて。
そうすると、ここで働く若者がお客さんまで呼んできてくれて良かったね、という話でもあります。
俗に諺でですね。
『金は天下の回り物』
って、言いますけども。
こういうことを言うのではないかなと思いました。
『金は天下の回り物』とはつまり、一度は自らの手から外に出さないと回って来ないってことではないかと。
これは企業だけではなくて、個人にも当てはまると思います。
節約は良いことですが、やり過ぎてケチってはならぬところまでケチってしまうとやがては『貧すれば鈍する』になってしまうでしょう。
私の敬愛する大日本ドケチ教教祖、吉本晴彦氏の仰る「生き金を使う」ことがこの『金は天下の回り物』に繋がるのではないでしょうか。
とにかく、今回の話では若者は所得が増えて遊びに行く機会が増えましたし、企業は営業利益が上がりました。
遊びに行った若者の中には、ただ楽しかっただけで終わらない人もいると思います。
つまり、これを機会に将来に繋がる良い人脈を築くことができたとか結婚するかもしれない彼女ができたという人もいるでしょうし、そこまでは行かなくともコミュニケーション能力が上がるとか職場での人間関係がより円滑になったとか、そういうお金ではない財産を得た人もいると思うんですよね。
結果としては、ほとんど皆が幸せになってめでたしめでたし・・・・・・ではないかなと私は思いました。
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ありがとうございました。
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します。
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