使い捨ての一番安いものを選択するとかえって節約できないかも。しかしもっと恐ろしいことがあります
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
気になる記事を見つけました。
NEWSポストセブンの2017年6月18日のものです。
『レンタル傘で70%の返却率を誇るダイドー 成功の秘訣は?』
記事を一部引用させて頂きます。
「ビニール傘は買っても買っても出先で忘れてしまうことが多いですし、会社に置いていても、必ず誰かに持ち去られてしまいます。その代わり、自分も明らかに他人の物と思われる新しそうな傘を黙って持ち帰ってしまうこともあるので、ここ数年はよほど急な雨に降られない限り、傘は買っていません」
こうした“カサは天下の回りもの”という風潮の蔓延は、各地で行われている傘の無料貸し出しサービスにも悪影響を及ぼしている。
福井市の女子高生徒らが慈善団体の支援を受けて2006年から続けてきた「愛の傘」活動は、貸し出した傘の返却率が一向に上がらず、累積は1100本に。10年の活動に終止符を打たざるを得なくなった。
また、昨年3月、北海道新幹線の開業に合わせて函館市で始まったビニール傘のレンタルサービスは、駅やフェリーターミナル、空港など6か所で計約2300本の傘を貸し出したものの、戻ってきたのはわずか1割の200本ほど。サービスは1年であえなく廃止されてしまった。
そんな中、レンタル傘サービスを継続させ、返却率70%を誇る企業がある。飲料メーカーのダイドードリンコが2015年10月より関西エリアで行なってきた自動販売機を活用した「レンタルアンブレラ」である
すごいですね、ダイドードリンコ。
しかし、どうやって返却率70%という驚異的な数字を記録したのでしょうか?
その理由はこちらです。
レンタル傘サービス成功のポイントは、借りたままにしていると“罪悪感”の増す品質の高さ、長期間さしていると目立つ大きなブランドロゴ、そして地域住民が頻繁に通る場所に返却場所を設定する──といったところか。
この理由のうち私が注目したのは、傘の品質の高さでした。
使い捨てのビニール傘だと返さなくても罪悪感が薄い、というのがやはり最も大きな理由ではないかなと思います。
そして冒頭の人物についてですが。
安い値段だからと傘を盗る人が多くなったので、自分もその中に入ってしまって何とも思わなくなって、盗る側に回ってしまうようになって・・・・・・というのは、これは明らかにダメですね。
そんなことを常に繰り返している人が当然ながら、「信用」が失われていきます。
「信用」が形になったものが「お金」です。
「信用」がなくなることは「お金」がなくなることに繋がります。
もっと具体的に言えば、傘を盗んだことがその傘の主にバレてしまい、しかもそれが仕事上重要な人物だったとしたらどうでしょうか?
時と場合によっては、仕事まで失ってしまうかもしれません。
また、ビニール傘だと安い物だからといろんなところで忘れてしまいがちです。
安い傘とは言え、失くす度に何度も何度も買っていると結局は高くついてしまいます。
その結果、節約ができなくてなかなかお金を貯めることができない、ということにも繋がります。
「信用」のない人も節約できない人も、あまりお付き合いはしたくないですよね。
また、私はこれが傘だけの問題ではなくて、人の使い捨てにも繋がっていると思うのですが、それはちょっと言い過ぎでしょうか?
結論と致しましては。
「物を大事にすると、結果としてそれを使う側の人やお金をも大事にすることに繋がる」
と、私は考えています。
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ありがとうございました。
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します。
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