ウマい話には裏がある、の本当の意味とは?
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
俗に『ウマい話には裏がある』って言いますけど、これってどういう意味でしょうか。
Weblio辞書によりますと
あまりに自分にとって都合の良い話を持ちかけられた場合、その話には表に出ない隠れた事情が潜んでいると疑うべきだとする語。
となっておりました。
つまり“疑うべき”ではありますけども、その後に“だからその話に乗るべきではない”とまでは言っていません。
(この諺を教えてくれたのは私の母だったと思うのですが、母と私の解釈は“その話に乗るべきではない”でした。もしかしてそう思っている人の方がむしろ少なかったのでしょうか。でも、わからないのでこのまま書いちゃいます。イキオイで)
まずはその“裏”が何なのかを確認しなければならない、という話のようです。
そしてその“裏”が判明してから行動すべきである、ということだと思います。
例えばですが、クレジットカードで買い物をするとポイントが付きます。
会社によって、あるいは何の買い物をするかで還元率が上下しますけども。
それでも、買い物をする時は現金で買うよりはお得になります。
(年会費がかかるカードもあります。この場合は買い物の回数によっては損をします。ご注意を)
これは何故かと言いますと、当然ながらカード会社は一人でも多くの人にカードを持ってもらいたいからなんですよね。
そしてカードを持ってもらって衝動買いをいっぱいしてもらって、手数料で儲けたいっていうのがその目的です。
つまり、この目的がユーザーから見ると“裏”ということになります。
このことをわかった上で、衝動買いをしないで必要な物だけ買ってきっちり管理できるのであれば、ポイント分だけ常に得をすることになります。
もうちょっと大きな金額の例を挙げますと。
年収1000万のサラリーマンは、税金と社会保険料で約30%ぐらい徴収されるそうです。
このぐらいの稼ぎがあった場合はそれなりの付き合いもあるでしょうし、かなり必要経費もかかってしまうものと思われます。
それに対して、持っていた株を売却し1000万円の利益ができた場合の税金は20%です。
経費と言えば、パソコンやスマホでネットから注文を出した場合は電気代ぐらいですか。
電話で注文を出したら電話代がかかりますけど、今はそういう人って少ないでしょうね。
一所懸命がんばってしんどい思いをして働いた上にそこから-30%と多額の必要経費がかかるのに対して、ネットでポチっとするだけで-20%って、何かおかしくないですか?
一昔前に-10%だった時もありましたよ?(期間限定でしたけど)
つまり、ここでの“裏”は税金が安いことになります。
何でこんなに税金が安くてお得なのかと言いますと、答えは簡単な話です。
株を買ってくれる個人投資家が少ないからなのです。
買って欲しいのになかなか買ってくれない、だからお得な状態で放置されているのです。
何で株を買う人が少ないのかと言いますと、やはり一番の理由は
- 石橋を叩いて渡る堅実な国民性
ではないでしょうか。
いや、コツコツ真面目に堅実に・・・・・・というのは日本人の美徳でもありますよ?
でも、投資する人が少ないと社会全体から見るとちょっと困るかなと。
逆に言えば、この場合はそれだけの“裏”しかありません。
そこで結論と致しましては。
どこでどんな良い話に出会ったとしても、必ずその“裏”を確認した上で、するかしないかを決めるべきだと思います。
裏があるからやめるべき、ではなくて。
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ありがとうございました。
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します。
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