橋下徹氏の「努力は必ず報われる、は幻想です」を拝読して

 

こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。

昨日、bizSPA!フレッシュの以下の記事を拝読致しました。

橋下徹氏「努力は必ず報われる、は幻想です」若手社会人が陥る罠

要約すると「努力が目的化して、本来の目的とずれてしまっていないか。その場合は努力しても報われない」というお話です。

これはここでも何回か書いておりました「手段の目的化」の一つだと思うのですが、良く言えば日本人て地に足の着いた努力家の人が多いので、手段の目的化が起こりやすくなるわけですね。

その最たるものが「人生の目的」は「幸せになること」なのに、そのために必要な「お金」を稼ぐ効果的な「手段」である「労働」が、「人生の目的」になってしまっている人がたくさんいる、ということですけども。

そして橋下氏の仰る「努力しても報われない」に私も追加してみたいと思います。

実は、今の日本の会社の中には「お客さんのニーズを掴み損ねている」ところがあります。

例えばですね、長らく国際優良銘柄と言われていたキヤノン。

ここ最近は大幅な減益に陥ってしまい、苦戦しているようで。

これまで好調だったデジタルカメラや複合機が不調……というより、市場そのものが縮小しているわけですが、ならばそういう技術を生かして他に転用するかという話になると思うのですけれども。

そういうところは先に行き詰まった他社が進出していて、既に大きなシェアを取られているとか。

これ、医療用の内視鏡の話ですけど。オリンパスとか有名ですよね。

それとちょっと変わったところでは、例えばカシオがコーセーとネイルプリンターの共同開発をしています(詳細はこちら)。

ということで、何が言いたかったのかと言いますと「社員さんがどんなに努力しても経営する人がお客さんのニーズを掴み損ねると、その努力は報われないこともある」という、当たり前と言えば当たり前の話でした。

そう言えば最近は「仕事を全力でやるべきではない」と言われることが多いですが、この話にも繋がると私は思います。

何故なら全力で目の前の仕事に集中してしまうと、お客さんのニーズを掴み損ねていることにより気が付きにくい状態になりますので。

全力で仕事に集中するとその範囲の中のことしか考えられなくなりますので、余計なことを考える時間の余裕や気力や体力などの余裕もなくなりますよね。

あるいは、何か突発的な事故や災害が起きた時、そのことにいち早く対応できる余裕もないでしょうし。

全力で努力しようとするその直前に「ちょっと待った」をかけてですね、まず橋下氏の仰る「そのまま努力して本当に良いのか?」を考えるのは大事なことでしょう。

……と、努力が明らかに足りない怠け者の私が言うても説得力ないか(笑)。

 

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コメント一覧

  1. たなか より:

    確かに、私も仕事だけに集中していた時は、
    寝ても仕事のことだらけ、
    休みの日も仕事の事ばかり考えていて、
    結局仕事を辞めてしまって、
    何も残ってないんですよね。
    もう少し、働き方を考えれば良かったです。
    反省、、、

    • 本木 ろく より:

      たなか様

      コメントありがとうございます。本木ななです。
      お仕事、お疲れ様でした。
      働き方を変えるというのは難しいことですよね。
      会社や周りの人、取引先の人など会社関係の人だけではなく、家族もかかわる話ですので。
      しかし最も大きな問題は、その会社に長年勤めているとそれが当たり前になって、そのことに気付きにくいということではないかと思います。
      周りの人もそれが当たり前になってしまっていますからね。

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