プラチナで、需要についてもうちょっと考えてみた
※この画像は金と銀であり、プラチナではありませんが……同じ貴金属の仲間やないかということで
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
前回の『需要が落ちているのに需要がある、とはこれ如何に?』では、コロナの影響で不動産の需要が落ちたままになるのではないかと書きましたが。
これに似たことで、例えば「あのバフェット氏がアメリカの航空株を全て売却した」という話もありました。
『バフェット氏、航空株すべて売却 「世界は変わる」』(「日本経済新聞」の公式Webサイトより)
ここまではコロナ関連の話ですけれども。
理由がコロナではない例も一つ挙げておきたいと思いまして、それがタイトルのプラチナです。
同じく日本経済新聞の公式Webサイトより、以下の記事もご覧ください。
以前より自動車触媒向けの需要が落ちたことで下がっていましたが、コロナでさらに追い討ちをかけられた形です。
……って、やっぱコロナ関係あるやないか、てな話でしたが。
それはさておき、上記の記事より一部引用致します。
需要全体の3割を投資が占める金に対して、白金の投資需要は多い年でも全体の1割程度にとどまることが価格差の背景にある。白金の最大用途は約3割を占める自動車触媒で、主にディーゼル車の排ガス触媒に使われている。
これですよ、これ。
元々プラチナは金よりも投資需要が少なく、最も需要が多いのは「約3割を占める自動車触媒」だったわけです。
世の中の変化により、その需要がなくなっていく見通しであったため、価格が下落していたという話でした。
で、ここで根っからの文系人間な私はですね。
「ディーゼル車の排ガス触媒って何なん?」
という疑問が浮かびましたので、もうちょっと調べてみました。
まず「ディーゼル車」とは、ディーゼル機関で動く自動車で、ガソリンでなく軽油が燃料です。
(……えー、そこから?!
って、思っておられる方も多いのではないかと。
そう、そこからなんですよ。
何と言うても私、車には全然興味ありませんので。
「自動車とは単なる移動手段であり、何だったら時速40kmぐらい出るならリヤカーの後ろでもおっけー」
という考えを持っています。
……道路交通法上は全然おっけーじゃないですけど)
で、その後の「排ガス触媒」とは、要するに「排気ガスを触媒に通すと有害な物質が取り除かれてクリーンな空気になる」ということでした。
ま、普通に考えて電気自動車では要らなくなるもんだからなーと思っていましたらですね。
「AIST:産業技術総合研究所」の公式Webサイトの中に以下のPDFファイルを見つけました。
『ディーゼル排ガス浄化触媒における白金族使用量削減への試み』(PDFです)
あー、さらに需要が減りそうな感じ。
↓応援よろしくお願い致します!
ありがとうございましたm(_ _)m
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します!!!
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