格闘家の角田信朗さんとタレントの松本人志さんの話で思ったこと
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
えーと、書こうかどうか迷ったことなのですが。
全然タイムリーではありませんで、ちょっと古い話題ですし。
それに私は、他人様のことが言えるような聖人君子でもございませんし。
ただしこの後に繋がっていく話の例としては最適な話題だなーということもあり、思い切って書いておくことにしました。
格闘家の角田信朗さんが、人気タレントの松本人志さんに嫌われたのではないかとブログで表明し、結論から言えばそれは正しかったということがありました。
経緯を簡単に書きますと、以下のようになります。
1)松本さんの番組に出演が決まっていた角田さんが、その番組をキャンセルする
2)その一年後に依頼があったが、この時松本さんが激怒しその依頼がなくなる
3)上記1番で筋を通して断ったのに激怒されているのは、何か行き違いがあるのではないか?
4)松本さんからの上記についての答えは、全く違うものだった(以下)
で、この4番の結論についてですが。
松本さんは、個人的に激怒して依頼がなくなったのではなく、角田さんがその前の収録で直前にキャンセルをされたことが原因だと仰っていました。
既に衣装も決まっている状態でのキャンセルで代役も見つけられず収録が不可能となり、その時スケジュールを抑えていた他の芸人さん達にも断らざるを得ないなどして、周りの方々にも多大な迷惑をかけたのだと。
その後の依頼については、会社が間違って依頼をしてしまったのだそうです。
しかし、以前にそんなことがあった方なので、これはちょっとという話になってその依頼がなくなったというのが真相なのだとか。
角田さんは後にブログでドタキャンの事実を認めて謝罪しておられたので、おそらく松本さんの話は正しいのでしょうね。
というわけで、
「角田さんは松本さんに嫌われたのでは?」
という疑問に対しては
「そうです」
ということになると思います。
ドタキャンして他人に迷惑をかけるような人を好きにはなれませんよね。
それに松本さんが仰っておられるように、もはや好き嫌いの問題ではなくなっています。
直前にキャンセルするような人にお仕事を依頼して、また直前にキャンセルされたらまた迷惑をかけられることになりますから。
「その時はキャンセルしたけど、今回は大丈夫」
とか言われても、ちょっと疑わしく思いませんか?
つまりこの時点で既に、角田さんは「信用」という大事なものを失っていました。
“キャンセルの理由が理由だから筋を通した”と角田さんは思っていたみたいですが、さすがに衣装も決まった状態での直前のキャンセルというのは、ちょっとあり得ないと思うのですが。
そもそもそのキャンセルの理由についても、ものすごいケガや病気で本人が動けないとか近しいご家族のどなたかに不幸があったとか、そこまでの理由ではありません。
「当時大きなイベントでミスジャッジをしてしまったので出演を自粛したい」
という話だったそうです。そう会社に言われたと。
ならば「もはや収録まで日にちがなくて今キャンセルすると先方様に迷惑がかかるから、今回は何としても出させてほしい」と言って会社を説得せねばならなかったのではないでしょうか?
また、そうやって説得を試みてもやむを得ずキャンセルしてしまった場合は“結果的には直前にキャンセルしてしまったから申し訳ない”という気持ちというか記憶が残ると思うのですが、どうなのでしょう?
この後、角田さんはブログに謝罪文を載せますが、その中に
「私の認識が甘く」
という一文が出てきますが、これに尽きると思います。
大変失礼ですが、この方はそうやって“約束したことを誠実に履行しないことがそんなに悪いことだと思っていなかった”のではないでしょうか?
(あるいは意図的なお金目当ての炎上目的だと言う人もいるようですが、私はそこまでの悪い人だとは思っていません)
だから、そんなに悪いことをしたと思っていなかったから、何か行き違いがあって(つまり間に入った人が悪くて)こうなったのではないかと考えたのではないでしょうか?
どんな理由があろうとも「直前にキャンセルしたことは本当に申し訳なかった」と思っていたならば、こんなことブログに書いたりなどはできないはずですから。
で、さらに失礼なことを書きます。
この格闘技の世界では、この方を良く言う人はいないという証言まで(この格闘技界の方から)出てきます。
それもお一方ではなく、複数の方からです。
その理由が
- あまりにもナルシストだから
- 面倒くさい性格
と、言われていますが、これは本当の理由でしょうか?
私は違うと思います。
何故なら今回の件で、それが透けて見えると思ったからです。
「大きなイベントでミスジャッジをしたのにバラエティ番組に出ると、ファンに自分がどのように思われるだろうか?
そんなカッコ悪いことは回避したい」
これがキャンセルの本当の理由ではないでしょうか?
自分がカッコ悪くなる露出を避ける、それが最優先でそのために他人がどうなるとはあまり考えない。
というか、直前にキャンセルすることがどれだけ他人に迷惑をかけてしまうか、その点をわかっていないのか。
あるいはわかっているけど、それをあまりに軽く考えているのか。
これを1番の「あまりにもナルシストだから」という、それが原因だと言う人は多いと思います。
私は「他人への影響をあまりにも軽んじており、結果的に不誠実な行為をしている」ことが、そもそもの原因であると思うのです。
2番の「面倒くさい性格」についても同じことが言えると思います。
「自分はそういう性格なのだから、それを理解して相手が自分にあわせるべきだ」
と、思っているということではないかと思います。
そしてそれが常にその状態であり、場合によっては他人に迷惑がかかるために自粛すべきようなところでも、ずっとこのままだったのではないのかなと。
性格は人それぞれでしょうが、約束ごとを守るなど人として誠実に対応せねばならないところをきちんとしていれば、ここまでの悪評にはならなかったのではないかと私は思うのです。
もっと言えば、その悪評が格闘技界の中だけで収まっている間に改善していれば良かったのになと。
何故ならば、これからの世の中は「信用」というものがますます重視されるようになると私は思っているからです。
- 「お金」とは「信用」が形になったもの
そのこと自体は昔も今も変わらないのですが、これからの世の中はそれがより顕著になっていくでしょう。
何故、顕著になるのか?
それは簡単に言えば、世の中が進歩したというか発展したからなんですよねー。
詳細を書いていると長くなりますので、そのことについてはまた次回以降とさせて頂きます。
そうそう、2016/10/24『お金とは、信用が目に見える形になったもの。それを得るためにはどうすれば良いのか考えてみた』という記事を書いた時のことを思い出しました。
詳細はリンク先をご覧頂けるともーのすごく嬉しいのですが、要するに私が「信用」を得るためにはどうしたら良いか考えてみたら「一切思い付かない」という悲しい結論が出てしまったという話です。
ですが今回、少なくとも
- 誠実に行動すれば失うことは避けられる
ということだけは確かだなという結論に達しました。
・・・・・・ま、当たり前と言えば当たり前の話ですけど。
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ありがとうございました。
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します。
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