職場で得られるのは賃金だけではなく、その仕事がすべてではありません
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
今回は以下の記事を読んでいて思い出した話です。
2017/09/26『非正規雇用で派遣だと「貧すれば鈍する」になりがち。気をつけよう!(お、お互いに)』
上記リンク先では「職場で聞いた話で投資をしていたら儲かっていた」という話を書いていました。
「ムシキング」と「ラブ&ベリー」という玩具が流行っていた時にセガサミーの株価を見たらまだ十分反映されていなかったからろくに買おうと言ったら住宅ローンの繰り上げ返済が先だと言われて買えなかった話です。長ぇーよ。
別の職場に勤めていた時に似たような話があったのを思い出しました。
某大手通信会社・・・・・・っていうかNTTですけども。
あの頃は「FTTH」という単語が流行りに流行っていました。
それで光ファイバーの工事が国策で「ジャンジャンバリバリ状態」でした。
当然ながら、その業者さんは「うはうは(死語)状態」となります。
あの時に私は事務で派遣されていたのですが、おなじ派遣元の会社でコールセンターに配属された当時の友人が以下のようなことを言っていたのです。
「”自宅を光ファイバーにしたいと申し込んだら対応していないと言われ、どのくらいで対応できるかと聞いたら未定と言われた”という苦情が多い」
これをもう少し詳細に書きますと以下のような話です。
その一、NTTが大阪市の北区や中央区などの都心部で光ファイバーの販促をします。
その二、学校や職場がその辺りのお客さんがその販促物を受け取って、ご自宅を光ファイバーにしたいと思って申込みます。
その三、ご自宅が大阪市内ではなく(例えば箕面市や門真市などの)ちょっと離れた地域の場合は未対応につきお断りとなります。
その四、場所によっては対応の予定が一切ないところがあり、ひたすら謝って全くの未定であることをご説明します。
その五、それを聞いたお客さんから「なら何でこんなチラシを配るんやー!」というお叱りを受けることもあります。
以上です。そんなことがありました。あの当時に。
というわけで、そういう業者さんの株を買ったら私も「うはうは(くどいけど死語)状態」になるやないかとろくに言ったのですが、やはり慎重な性格のろくは住宅ローンの繰り上げ返済一択でした。
(ろくの言い分は「本業では申し分なくともその会社の別の部門が良くないとか、昔に巨額の赤字を出したとか、そういう万が一のことがあるかもしれない」というもので、それに対して「住宅ローンの繰り上げ返済は確実だから」とのことでした)
ちなみに私がその時ろくに投資しようと言ったのは「大明株式会社」でした。
この会社は後に「株式会社コミューチュア」「株式会社東電通」と統合され「株式会社ミライト・ホールディングス」の子会社となります。
そのため、その当時の株価やチャートは検索しても出て来ず確認できませんでした。
ここからソースなしで私の記憶のみの話となりますが、私が買おうと思った値段から1.5倍ぐらいになったところまでは見た記憶があります。
その後は腹が立ったので見なくなりましたが、こうやって記事を書く日が来るのなら見届けておけば良かったと今になって後悔しています。
長くなりましたが、本題はここからです。
最初のセガサミーの話を聞いた時の職場は、時給1400円でした。
そしてその下のNTTの某所では、時給1100円でした。
労働者として働いて得られる賃金としては、前者の方が多いのです。
しかし、そこで得られる「情報」としては如何でしょうか?
まず「情報」の大きさとしては後者の方が大きいでしょう。
実際に買ってどこまで上がるかというのは、どのタイミングで売買するかという話も絡んできますけども。
ただしここまでの差があれば、普通は後者の方が儲かりますよね?
(トレードの下手な私であっても、さすがにこれは・・・・・・と、思うのですが)
しかし、いずれの場合も私は夫のろくを説得することはできませんでした。
結論から言えばそれ以前の問題だったわけです。
とはいえ、結果はさておきここで書きたかったこととは。
- お金が発生するのは労働の対価である「賃金」だけではない
と言うことでした。
そこで得られる「情報」もまた、お金に換えようと思えば変えられるものです。
そしてさらに言えば、その「情報」の仕入れ先も単なる雑談かもしれないし、それがお茶汲みみたいな世間の人からはバカにされることもあるお仕事かもしれない、ということなのです。
最初のセガサミーの話を聞いた時給1400円の職場は、一応IT系のカテゴリでした。
そしてその下のNTTの某所で時給1100円の職場は、一般事務でした。
お仕事は真面目にがんばってやった方が良いです。
その職場の人とできるだけ仲良くした方が良いです。
「こんな安い時給だから真面目にやってられない」
そう思って手を抜いてお仕事してしまうと、時給分以上の目に見えないところですごい損をしてしまうことになるでしょう。
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ありがとうございました。
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します。
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