現代貨幣理論「MMT」が流行っていますが
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
最近、現代貨幣理論(通称MMT)についての議論が活発みたいですね(←既に他人事)。
これまた話題の「れいわ新選組」代表の山本太郎氏が提唱されていることでも有名です。
そのMMTですが、以下の条件を満たしている日本ではピッタリの政策とも言われています。
- 通貨発行権がある
- 自国通貨建ての国債発行である
- その国債を買っているのは自国民
(FNN.jpプライムオンライン「話題のMMT(現代貨幣理論)とは ~MMT自体は異端だが、主流派経済学者も財政出動容認に変化~」という記事を参考にしましたが、元記事は2020/04/03現在では削除されてしまいました。リンクも解除済です)
……ま、確かに。
そしてこれに反対する人の意見では、インフレのリスクを挙げることが多いようです。
この「インフレのリスク」の理由としては「かつて日本ではバブル経済の時にものすごいインフレになったじゃないか」と。
しかも「それが弾けてえらいことになったじゃないか」と、こういうわけです。
私はMMTのことはよくわかりませんが、日本であそこまで酷いインフレってもう当分来ないと思うんですよね。
恐らく、少なくとも私の生きている限りでは。
だからじゃんじゃんやっちゃって良いと思います。
個人的には、配るお金をあえて電子マネーにして二ヶ月ぐらいの使用期限を設けて、電子マネーを使う練習と普及をさせて、より「観光立国」らしくするのが良いのではないかと。
では、何であのレベルのインフレが当分来ないと思うのか?
この理由はあの時代を本当に知っている人にしか(つまりその時に生まれていない、または小さくて覚えていない若い人には)わからないと思います。
ここでヒントを少々。私の過去のツイートです。
日本の景気が悪くなったのは消費税だけど、何でかというと日本人が他国民よりも賢過ぎたっていうのもあると思います。他国民は新聞も読まないし消費税を導入しても気にせずそのままの消費行動をとり、税収も増える。昔、スペインで日本のホームレスが新聞を読んでいたのをニュースに取り上げられたし。
— 本木 なな (@77motoki77) 2019年6月15日
さらにツイートを追加しました。
物が売れなくなったのも、消費者が賢くなったからってのもあるし。昔は雑誌やテレビのCMにもっと踊らされていた人が多かったって。いや、私もだけど。それにしても残念です。何とかこの賢い頭をもっと良い方向に使えないものかと。
— 本木 なな (@77motoki77) 2019年6月15日
何であんなに日本中で景気が良くて、何も考えずにただ誠実に働いているだけで皆がお金持ちになったのか?
はっきり言ってバカだったんですよ、あの頃の日本人は。
もちろん私もその中の一人ですけど。
だからテレビやら広告代理店の賢い人の戦略にまんまと乗っかって、バカスカ金を使っていたんですよバカスカ。
そして「土地は上がる。絶対に下がらない」という土地神話を信じていたのです。
企業さんの持っている本社ビルや工場などの価値が高くなり、銀行さんはバカスカ金を貸しますバカスカ。
中には本職が不動産である企業さんもありますし、不動産が儲かるからそういう事業部を設けて参入した企業さんもいました。
というわけで、土地の上昇を裏付けて株も上がります。
中には不動産や株が儲かると思ってバカスカ買った人もいるでしょうバカスカ。
それでそこら辺に金がぐるぐる巻きになった結果の好景気だったのです。
それに比べて今の生活は……というわけで、怒っても良いのですけども。
怒るだけでは何も解決しないですよね。はっきり言って。
はっきり言って、あの頃のあの状態にはもう戻ることはできません。
それに、あの状態が続けば続くほどその後(バブル崩壊後)の状況が恐ろしいことになるわけですし、あの状態になれば良いのかと言えばそうでもない話なわけですよ。
ならどうすれば良いのかと言いますとですね。
- 国民がより賢くなること
私は、これこそが最大の解決策だと思うのです。
何故、私たち日本人が皆、消費をしないのか?
それは「消費を悪」だと思っているからです。
「質素倹約は美徳」であり、良いことだと思っているからです。
しかしそれは間違いです。
まず、質素倹約は必ずしも美徳ではありません。
正解は「時と場合によっては美徳となり得るが、やり過ぎると悪」です。
そして「消費は悪」ではありません。あえて言うなら「浪費」が悪です。
正しくは「消費の中には投資が含まれており、投資は善である」ということです。
さらに「投資」には一般的な意味での投資、すなわち金融資産への投資もあれば、自分への投資もあります。
自分への投資は、消費との区別がつかないものです。
他人にはわからないし、自分でもわかりにくいものです。
(ここら辺の話にご興味のある方はこちらの記事がおすすめです。よろしくお願い致します)
私の個人的な意見としてはですね、MMTの前にこういうことをもっと政府はちゃんと言うべきではないかと。
また「年金2000万円足りない」問題でも、とがめるところはその事実そのものではなくて「そんな当たり前のことを何故今頃言うのか」という、むしろそっちじゃないかと。
「NISAや積み立てNISAも最近の話で対応が遅すぎる」じゃないかと。
「働いて収入を得ることがどんどん難しくなっているのだから、投資がよりできるようにならなければならない、だからそのために必要なシステムや教育をできるだけ早く取り入れなければならない、それは当たり前の話じゃないか。なのに与党は遅すぎた」じゃないかと。
そういう野党がいたなら、私は全力で支持したいです。いないけど。
どこもかしこも「年金2000万円自分で貯めろとは無責任だ」「富裕層や大企業から税金取って再分配」みたいなことしか言わない、だから支持する気持ちにならないわけで。
こう言っちゃなんですが、私ら庶民はバカでもアホでも良いんですよ。
その人がバカまたはアホだったら、困るのはその人だけで済みますから。
でも、政治家はダメです。その下に居る人民が全員困ることになるからね。
↓↓応援よろしくお願い致します! まじで!!
ありがとうございましたm(_ _)m
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します!!!
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