前編)株をいつ売るのかを考えるのは面倒? あんまり考えなくても良い買い方もあります
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
ここしばらく株の話が続きましたが、買う話ばっかりで売ることについては全然書いていなかったことに気が付きました。今頃。
というわけで、今回は売る時についてのことを書いてみました。
株の売買と言えば、ほとんどの人が売買差益でお金を儲けるイメージがあるのではないかと思います。
特に短期であればデイトレードとかスイングトレードとか。
その場合はチャートや売買高を確認しながら機会をうかがって売買するという話になると思うのですが、私には絶望的に才能がないので何も書けることがありません。
つまり、まず最初に書いておきたいことは、売買のタイミングは
- その人による
ということです。
例えばB・N・Fさんみたいな才能がある人は是非、その才能を磨いて短期間で売買を繰り返してお金を儲けて、そのお金をいろんなことに遣っていろんな人を潤して欲しいと思っております。
ただし私にはその才能が全くありませんので、ここら辺の話で書ける話は何もありません。
・・・・・・何じゃこれは?!
と、思われました?(あ、やっぱり?)
はっきり言ってこの「人による」という条件でずっこけた人も多いかと思うのですが、私はこれが最も重要な要素だと考えています。
何でそう考えたかと言いますと、以下のような話を聞いたからでした。
もうずっと前にどこかの掲示板で見て、それがどこだったか忘れてしまったのでソースは出せませんが。
FXのデイトレードで毎月そこそこの金額を稼ぎ出している上手なトレーダーの方の話がありました。
確か複数の方がおられまして、その勝率は3割~6割ぐらいだったのです。
6割のトレーダーの方は、チャートを読むのが上手で毎回コツコツ利益を積み重ねていくタイプ。
それに対して3割のトレーダーの方は、まず少額で入っていってダメだと思ったらすぐに損切、イケると思った時には資金を追加してトータルで利益を大きくするタイプでした。
FXのデイトレードに限っても、その人に合うやり方があるんですねー。
ましてや株の取引というざっくりとした話には、さらにその人に合う合わないという話があるのではないかと。
話を株に戻します。
ならば、短期ではなくて中長期的な買い方であればどうなのかという話になりますが。
結論から書きますと
- その会社による
ということになるかと思います。
・・・・・・これまたざっくりした話ですよね。
そこで、もうちょっと具体的に書いてみたいと思います。
以前に以下の記事で、日医工という会社の株価について書いたことがありました。
2017/05/10『後編)同じ仕事をしているのに自分だけ時給が安い。あなたならどうする?』
詳細は上記リンク先をお読み頂けると嬉しいのですが、私は以前レセコンを扱っている会社のコールセンターに勤めておりまして、そこで日医工という会社の存在を知ったわけです。
そこでネットで調べて勢いのある会社だなーと思って買おうかどうか迷ったのですが、ろくに反対されて結局はこの会社の株は買わずに任天堂を買ったのでした。
日医工のその時の値段は確か1500~1700円台ぐらいでしたが、その後に一番高い時で4000円を超えるところまでいきました。
※チャートはYahoo!ファイナンス(株式)より頂きました
そこで、もしも私がこの会社の株を買っていた場合の売り時はどこだったのかと言いますと。
通常の場合の売り時としては、買った時の理由がなくなった場合や前提条件が崩れるなどして状況が変わった場合などが考えられます。
この場合であれば、一言で言えば「勢いがなくなった時」になると思います。
他社がそれ以上の勢いで追い上げてきたとか、後発品がもう十分に行きわたって頻繁に使われるようになったとか。
それを見極めるのはやはり、まめにこの会社や同業他社の業績の推移などをWebサイトでチェックしなければなりません。
・・・・・・が、それは、非常に面倒くさ~いことです。
私は人一倍の怠け者です。
誰よりも面倒くさいことを嫌っています。
唯一の例外として、自分に興味のあることだけは寝食を忘れて没頭することができるのですが。
はっきり言って、製薬業界そのものには全然興味がありませんでしたので、そんなチェックをまめにするのは無理というものです。
そんな性質を持つ私の売り時とは、このレセコンのコールセンターのお仕事を辞めた時になります。
つまり、仕事場で仕事のついでに情報を得ることができなくなるからです。
だから辞める時期が早かったら、そこまで株価が高くないところで売却していたということになります。
さらに言えば、実際に退社した時期を考えたら頂点付近では売れていません。
というか、かすりもしていません。悲しいぐらいに。
というわけで結果から言えば、この時実際に買って微妙な利益で売った任天堂でも日医工でも結果は同じだったということになります。
・・・・・・ちっ。
いや、だからですね。
私のようなものすごーい怠け者には、それに相応しい投資の方法というものがあるんですよ。
一つには、株ではなくてインデックスの積立投信。
そして株を買う場合は、そんな会社を選んで買えばよろしいではないですかと。
では“そんな会社”とは“どんな会社”なのでしょうか?
長くなりましたので、後編に続きます。
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ありがとうございました。
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します。
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