買い物がやめられない本当の理由は「自分が人生の主役ではないから」かも?
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
今回の記事を書いたのは実はかなり前のことで、そのまま忘れていました。
未完成のままだったのですが、先ほど完成させて今回UPすることにしました。
最近書いている若年層verの元記事の一つとしたいので、今回は通常の書き方でいきます。
それでは、よろしくお願い致します。
突然ですが、お尋ねします。
貴方は、貴方ご自身の、人生の主役ですか?
「はい」と力強く即答できる方も、できない方も居られると思います。
即答できない中には「意味がわからない」と仰る方もおられるでしょうね。
ちなみにこの問いに対して、ろくの答えは「いいえ」でした。以前までは。
詳しくは2015/08/23の『節約が人生の目的になっていませんか??』に書かれていますが、要するにその理由とは、
- 会社に行けば主役は社長
だと、思っていたからなんですね。
ま、当たり前っちゃー当たり前ですけども。
でも、会社に居る時間は確かに長いかもしれないけど、会社が人生のすべてではないじゃないですか。
ただまぁ、長い時間ずっとその場所に居たら、知らず知らずのうちに“それが当たり前”になってきてしまうのは仕方がないかもしれませんが。
私とろくは収入が落ちて住宅ローンを抱えていたという状況から、ものすごい節約生活を経験しました。
しかしその後、ろくが就いた仕事は営業と言う他人様とお会いしなければならないお仕事だったため、節約を止めて身なりに気を遣うようにしました。
そしたら、ろく曰く「買い物が楽しい」らしいんですよね。
私はその「楽しい」というろくの気持ちが全然わからないことに気が付きました。
私も、そろそろ年を取ってきたけど仕事には行かなあかんから、そこそこ身の回りのケアをそこそこのお金をかけてしなければならなくなってきまして。
そこで、服や靴などを買って身なりを整えようとしたところ……いや、別に、買い物楽しくないし……どっちかというと、面倒くさいような気が……。
私はろくに聞きました。
買い物の何が楽しいのかと。
そしたら、
夫「楽しいやろ? 店員さんがいろんな服とか靴とか持ってきてくれて、俺のためにいろいろ考えてコーディネートしてくれて……まさにこの瞬間“俺って主役!”って感じするやん」
って、言うんですよ。
私は驚きました。
私は「むしろ早く決めて早く買って帰らないと店員さんに申し訳ないなー」とか、そんなことを考えていましたから。
何故なら、本日2018/08/31現在の大阪府最低賃金は909円になりますけども、その900円ちょっとぐらいの金額で販売員の求人が平気で出ているわけですよ。
しかも中には、誰もが驚く有名なブランドのお店もあります。
そのお店の商品買おうと思うたら、どんだけ働かなあかんねんと。
ていう話をろくにしたわけです。
そういう理由で
私「そもそも私の人生私のもんやし、主役も何も……」
と呟いたら、ろくにえらい驚かれました。
夫「何でお前のような、俺より底辺の仕事でそんなん思えんの?!」
……てーへん?! 失礼なやっちゃなぁー!!!(激怒)
夫「いや、すまん。それは言い過ぎた。でも、こう言っちゃ何だが、平社員(その当時)の俺よりも会社の序列で言うたら、パートの方が下なのは事実やんか。それやのに何で人生の主役やと思うことができんの?」
……。
ま、会社の序列で言うたら、その通りやわなー。腹立つけど。
そこで私は、前の職場に居た同僚の話をろくにしました。
私と同じ、扶養範囲内のパート仲間で、大金持ちの奥様が居ました。
その奥様は、結婚する前はキャリアウーマンでバリバリ働いて居られたそうです。
子育ても終わったし、このまま家に引っ込んでいたら老けこんでしまう。
自分のお小遣いぐらいは自分で稼ぎたい(旦那さんに言えば何ぼでももらえると思うけど)。
……という理由で、働きに来られていたわけです。
で、その奥様が何かのミスして社員さんにきつく怒られているところを横から見ると。
怒っている社員のしょぼいおっさんより、その奥様の旦那さんの方が絶対出世しているよねー。
ここの会社内の序列はそうかもしらんけど、会社から一歩外に出たら絶対立場が逆だよねー。
……て、気がして仕方がありませんでしたと。
(当時はパワハラなどはあんまり言われていませんでした)
これは一例ですが、人生の主役か否かっていうのを決めるのは結局は考え方一つなんですよね。
私はこの奥様のことを考えて、会社の序列と世間の序列が一致するとは限らない、と思うようになりました。
最終的には
- 自分が人生の主役と思えるかどうかは自分次第
だと、私は思います。
でも、意外と。
自分が人生の主役だと思えていない人は多いですよね。
ろくもその一人でした。
つい最近までは。
私は電話のオペレーターをやっていまして、そこで電話の注文を受けています。
今はどこの業者様もネット通販をやりながら、電話でも注文できるようなシステムになっています。
そこで電話で注文してくるのは、ネットの使えないお年寄りか、たまたまネットの環境に障害があってやむを得ず電話をかけてくるか、概ねこの二つパターンに当てはまりそうですよね。
実は私も、そう思っていました。
ところが……。
実際に電話取ってみると、意外と若い人も多いんですよー。
もちろんネットが使えないわけではないし、障害があってやむを得ず……ということでもない。
(ただし、最後の最後でネットからの注文になることもあります。どうしてもカードで決済したいとか。今は電話でカード番号聞いて悪用されると大変ですから。番号だけでネット注文できますからね)
これって、何でだと思います?
答えは簡単です。
- お客様扱いをして欲しい
これですよ、これ。
私の担当商品に、ダイエット目的の健康補助食品がありまして。
この商品ではお若いお客様が多いのですが、わからないから電話で聞きたいからと言って、質問をたくさんしてくる方がたまに居られます。
私は電話が長くなると上の人に怒られるので、何とかネットの方に促そうとするのですが、ネットだと不安だと仰って応じて頂けず、ずっと電話で聞きたがるわけです。
で、まぁ、セールストークとかもそりゃありますよ?
痩せたらプロポーションがキレイになるのはもちろん、代謝も良くなるからお肌や髪もきれいになって云々、みたいな話ですが。
それで相手はお客様だから、耳あたりの良い言葉でちやほやするわけです。
でも、これって、電話の話だけではないですよね?
服を買いに行っても、靴を買いに行っても、美容院に行っても。
お客様だからちやほやしてくれます。その時は自分が主役です。
それで、お買い物がやめられない人も居ますよね。
病気のレベルまで行ってしまったら、買い物依存症になります。
これって、何で起こるかと言うと。
この人は普段「自分が人生の主役ではないと思っているから」なんですね。
そう言えばその昔、銀行のお金を使い込んで高いお店で買い物しまくってて捕まった人が居ましたが、買った商品のほとんどは開封もせず部屋に放置していたままだったとか。
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ありがとうございました。
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します。
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