お金とは、信用が目に見える形になったもの。それを得るためにはどうすれば良いのか考えてみた
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
今回の話は、2016/10/19『北野武監督、フランス政府よりレジオン・ドヌール勲章を受章……で、思い出した話』を書いていて思ったことです。
お金とは何かと言えば、結局は
- 信用
なんですよね。
一言で言えば。
以前、私とろくは造幣博物館に行ってお金の勉強をしました。
で、何でお金というものができたのかと言えば、それまでやっていた物々交換では様々な支障があったからなんですね。
一つ例を挙げてみましょう。
1)ある海の男Aが、食べ飽きるほどたくさんの魚をとった。
2)そこで誰かと交換することを思い付いて、内陸の方へ行ってみた。
3)そしたら大量の果物を持った山の男Bと出会い、彼も同じことを考えていた。
4)AとBは魚と果物を交換した。めでたしめでたし。
と、タイミングがあればこうなります。
しかしこれはちょっと時期がズレてしまうと、魚も果物も腐って全部ダメになってしまいますよね。
お金があれば、先に魚を売ってお金に換えておいて、その後で果物を買うということができます。
何故なら、お金は腐らないですから。
そしてもう一つ。
大量の魚と果物を運ぶのも大変です。
もちろん、売りに行く時は商品だから持っていかなければならないのですが。
売った後の話が異なります。
もしもお金というものがあったら、魚を売ってお金に換えてお金だけを運ぶことができます。
その方が楽ですよね。
何故なら、お金はかさばらないし重くないですから・・・・・・って、昔の大きな石のお金だとやっぱり大変ですけどね。
何が言いたいのかと言いますと。
このAとBはそれぞれが自らの力で、魚と果物という財産を得た二人でした。
この魚や果物を売ってお金に換えることによって、お金が
- Aは、漁に出て魚を沢山取ることができた実績のある男
- Bは、果物を汗水たらして沢山採取した実績のある男
だということを証明してくれます。
(くどいようですが、もしもお金に換えておかなければ、時が経つと魚も果物も腐ってすべてがなかったことになってしまいます)
さらに、二人に共通する言い方をすると
- AとBは生活力がある(という信用のある)男
だということになります。
この「信用」の裏付けが「お金」です。
現在でも、お金をいっぱい持っている男性は女性から引く手数多ですね。
というわけで。
前回の北野武監督の話で、友人を得るためには“相手にとって利益になる人”になることだと書きました。
この利益をもたらすことの出来る人とは、“利益をもたらす能力がある”という「信用」がある人、という言い方もできます。
つまり「この人は他者に何らかの利益をもたらすことができる人だ」という「信用」を得ることができたら、その結果友人ができる・・・・・・ということになります。
で、ですね。
例えばある人が何か商売をしていて行き詰って、銀行などの金融機関からはもう融資をしてもらえなくなったとします。
しかし、その人の昔からの友人は快くお金を貸してくれたとしましょう。
この場合は世間一般の「信用」はなくなってしまったのですが、友人からの「信用」はまだ残っているということになりますね。
そう言えば、もう一つ思い出したことがあります。
2015/10/14『「天地真理」が激白! 「柳沢きみお」も瀬戸際! 誰でも危ない「老後破産」の共通項を検証する、を検証してみた』で書いたことです。
例に出すのは悪いのかもしれませんが、天地真理さん。
天地さんはアイドル歌手としてご活躍されていた時のお金(=アイドル歌手として歌って得た信用)を全部、遣い果たしてしまいました。
しかし、その時に一部の熱心なファンができて、その人々の中にはまだその「信用」が残っていました。
その「信用」は天地さんが若くもないし歌えなくなっても残っているので、それが今の天地さんの生活を支えています。
そこでタイトルに書きました結論なのですが。
正直な話、私自身では一切思いつきません。
私は昔から要領が悪く、仕事ができませんでした。
つまり、事務などの労働者としての「信用」は地を這うようなものです。
だから、時給1000円以下なのは妥当な金額だという自覚はあります(泣)。
というよりもですね。
悲しいことですが、以前の高度成長期に比べると今の世の中は、一般的な労働そのものに対する価値が下がっております。
だから得られる報酬も以前ほどは高くはない、それは仕方がないことではあります。
いや、もちろん、その中でも断トツに仕事できないっていうのがあるのですけどね。私の場合は。
なら、どうすれば良いのかと言えば。
残念ながら私の場合は「一切思い付かない」という悲しい結論になってしまいました。
あー、困っちゃったなぁー。
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ありがとうございました。
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します。
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