戸建てVS.マンション……て、それは人によるやろ(それ言うたら終わりやろ)

 

こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。

以前このブログでは不動産としての家について書いたことがありました。

2017/09/13『もしも不動産に投資するなら、こうするべき?!

2019/02/27『家は買うな!と仰るけれど、私は一概には言えないと思います

不動産投資としての話では2017/09/13の記事で、それ以外の面にも言及したのが2019/02/27の記事です。

つまりここまではどちらかと言いますと、家を「買う」か「借りる(賃貸にする)」かという話でした。

ここでは家を買う場合に「戸建て」にするか「マンション(区分所有)」にするかというのを考えてみたいと思います。

とはいえ、結論から言えば2019/02/27の記事の話になるのですが。

何が言いたいのかと言いますとですね、家には不動産としての土地建物を表わす「House」と家庭を表わす「Home」という意味があります。

この土地建物を表わす「House」とはつまり資産としての話になりますが、資産として家を買うのは私もおすすめできかねます。

何故なら相続の際にえらい目にあった経験があるからです(が、詳細にご興味ある方はこちらもどうぞ)。

やはりその名の通り「不動産」ですから、動かせるものではありません。

家の周りがこのまま発展するだろうと思いきや、突然何らかの理由で寂れてしまうこともあります。

さらに事情があって売ろうと思ってもなかなか買い手がつかず、結果として二束三文でしか売れなかったということもあるでしょう。

しかし家には資産としての面だけではなく家庭を入れる器でもあり、中の家庭を育むところでもあるわけですよね。

そこで2019/02/27の記事では、家庭を切り盛りする才能を持った奥様だった場合はこの部分の価値が非常に高くなるので、一概には言えないじゃないかという話でした。

そこで今回の戸建てVS.マンションですが。

結論としては「戸建ては奥様の家庭を切り盛りできる才能が豊かでないとツライよ」ということです。

私自身は一戸建ての家に住んだことはありませんが、私の実家が一戸建ての家でした。

父は私たち家族のために一戸建ての家を買ってくれましたが、赴任先から遠かった上に夫婦仲が冷え切ってしまって、ほとんどその家には住むことはありませんでした。

(母との別居後に父がその家に住んでいましたが、父以外の家族が住むことはありませんでした)

そして母は自分の実家、つまり私の祖母の住む家に私と弟二人を連れて出戻りました。

その後に老朽化したこの家を母がローンを組んで建て替えました。

さて、ここで。

私の母は家事が大の苦手でしたが、教師というお仕事を持っていました。

忙しいのだから仕方がないと言って、祖母が家事を全部やってくれました。

ところが祖母は昔から膝の調子が良くなかったので、建て替えた後の家の急な階段を上るのが苦痛だと言います。

それから年を取って、さらに階段の上り下りが苦痛になった祖母は、二階には上がらなくなりました。

そして祖母は母に「一階や庭はこれまでのように掃除は私がするから、二階は自分でしなさい。一階よりも狭いからできるでしょ」と言いました。

というわけで、二階は母が掃除することになりました。

……ら……。

……掃除なんぞやるわけないやん……この母が。

いや、母だけのせいではありません。

もちろん私がやっても良いのです。

……が……。

……掃除なんぞやるわけないやん……この私が。

というわけで、二階は散らかり放題ホコリだらけの地獄絵図と化しました。笑。

私はその経験があったからこそ、一戸建てには憧れないし欲しくもないわけです。

女子力というか主婦力のない奥様の場合は、戸建てはヤバいと思います。

部屋だけでなく庭とかガレージとかもありますもんね。

もちろん主婦力が高くてガーデニングが趣味という方にはむしろおすすめでしょうけども。

そこら辺はやはり「その人による」という結論になるかと思います。

そして最後に声を大にして言いたいことはですね、この「House」と「Home」については家だけではなくあらゆることに通じる話です。

昨今ではコスパコスパで「お金」や「資産」や「道具(として使えるか否かの性能)」や「人材(として使えるか否かの能力)」など、実用的な観点からでしか物事の判断ができない人が多いです。

この考え方が世の中を支配しているがために、日本がどんどん貧乏な方へ行っていると私は思うのです。

一例を挙げますと、例えば高級な腕時計はスイスの牙城となっており日本の入る隙が一切ありませんけど、スイスという国は日本とは違って人文科学系の博士や大学院生も(他の理系の学問と同じように)厚遇しているそうです。

高級な腕時計はコンセプトやデザインが大事ですが、日本人はそういうのを割とバカにしがちなんですよね(性能を重視し過ぎて)。

そのコンセプトを決める際には、哲学や歴史や文学などという、むしろお金にならなさそうな学問が必要なんですよね。

家には不動産としての資産的な価値だけではなく、家庭というそこに住む人にとっての価値という面もあり、家族がそこで生活することで生まれる価値があります。

お金や資産とか、そういう一般的に価値があるとされているもの以外のものも大事にしなければ、これからさらに日本は衰退していくのではないかと私は思います。

 

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