何という不寛容?! 何とかせねば我が国は衰退する!(と、私は思う)

 

こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。

震災でいろいろな非難の声が上がっています。

例えば「寄付しろ」とか、寄付したらしたで「偽善」だとか。他にもいろいろ。

もちろんこれは一部の人だとは思うのですが、ちょっと不寛容ではないかなと思いました。

(ただし、中には本当に非難すべきこともありますが)

それで思い出したことがあったので、書き残しておこうと思いました。

その昔、とあるTV番組で知ったことです。
番組名は忘れてしまいました。

かつてバレーボールでオリンピックに出場した名選手、ヨーコ・ゼッターランドさん。
しかし、残念ながら日本代表ではありません。

何故かというとですね。
ヨーコ・ゼッターランドさんが実業団へ進まなかったから、だそうです。

その当時、オリンピック代表になりたい場合は実業団に進むのが当たり前だったそうです。

ヨーコ・ゼッターランドさんは大学に進学しました。
すると偉い人にものすごく非難されて、干されてしまいました。

夢を諦めきれなかったヨーコ・ゼッターランドさんはアメリカ国籍を取得し、アメリカ代表としてオリンピックのコートに立ちました。

この時の放送でヨーコ・ゼッターランドさんは、以下のようなことを仰っておられました。

「日本の場合は一本の細いレールしかなくて、そのレールから外れてしまうともう道はない」

あれからかなりの年月が経ちました。
今はもうそんなことはないですよねきっと。

◎何と、レールが2本になりました!

……まさか、その程度ってことはないですよね。

私、バレーボールどころかスポーツ全般において詳しくありませんので、現在はどうなのかはわかりません。
でも、こういう閉鎖的で不寛容な国民性は、どうにかして克服しなければならないと思います。

でないと、これから先に世の中についていけなくなるでしょうから。

「ダイバーシティ」という考え方があります。直訳すると「多様性」です。
人種、性別、国籍、宗教、障害などを超えて多様な人材を活用しようというものですが、もはや古くなってしまった感がありますね。

これ、生まれたのはアメリカです。
元々は“(雇用などが)差別的である”という訴訟を回避するためにできたらしいのですが、後には(その「多様性」が)企業の売り上げや発展に貢献し競争力の源泉となり得るという、非常に前向きなものに変化しました。

実際の話、アメリカってすごい国ですよね。
これ以上は輸送効率を上げるのは無理だとなったら、

「なら、空を飛べばいいじゃん!」

で、ドローンができましたから。
日本じゃまずあり得ないですよこれは。

こういう「多様性」を取り入れようと思ったら、開放的でかつ寛容でないとできませんよね。

それを象徴する人物を一人挙げるとするならやはり、故スティーブ・ジョブズ氏です。

ジョブズ氏は確かに天才です。
しかし、かつては自分で作った会社を追い出されたこともあるくらい、周りの人からの評判は必ずしも良いものではありません。

自分の会社を追われたジョブズ氏は、紆余曲折あってその後に大成功をおさめます。
これって、アメリカだったからできたことですよね。

日本なら、最初に失敗した時点で終わっていると思います。
日本には挫折した人や失敗した人に対する寛容さも、あまりないと思いますから。

(ジョブズ氏の場合は失礼ながら、日本なら“その上、根性も悪い”とか言われて叩かれて、絶対に浮上できなかったと私は思います)

そう言えば、青色LEDの中村教授にもアメリカに逃げられていましたね。
これは何とかしなければ、まずいのではないでしょうか。

いろいろな人。
いろいろな面。

いろいろな発言。
いろいろな行動。

まず非難する、というのはやめましょうよ。
それが犯罪やよほどのことではない限りは。

 

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ありがとうございました。
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します。

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