こんにちは。本木　ななです。
私とろくがお世話になっております。

1. 『考察編)株式投資で、現物で買いから始めて長期保有という真っ当な方法で利益を上げる方法は？』
2. 『結果編)株式投資で、現物で買いから始めて長期保有という真っ当な方法で利益を上げる方法は？』

と書いてきましたが、今回ついに「解決編」です。

（検索から来られた方へ。

株式投資が初めての方は1番の考察編から、何故今回の結論に至ったのか気になる方は2番の結果編からご覧ください）

前回の結果編で

「５銘柄のうち大きく上げたものが２つで下げたものが３つ」

と、書きました。

端株でそれらを買った後にインデックス投信の時のように、上がったものを売却しそのお金で下がったものを買うという売買を繰り返しているうちに

「上がったものは少ししか持っておらず、下がったものは大量に持っている」

という状況ができてしまいました。

ここまででわかったことは

「買ったまま何の売買もしなかった場合の方が明らかに利益が多かった」

ということでした。

ここで、カブドットコム証券の人気マーケットアナリスト山田勉さんの(私にとっては、とってもありがたかった)お言葉をご紹介致します。

それは

「三割バッターで良いんですよ」

というお言葉でした。

つまり百発百中にしようとするから、ダメな銘柄に気を取られて失敗してしまうのです。

損している銘柄に着目し

「何とかプラ転して利益出したい。せめてプラスマイナス0にしよう」

とか思って余計なことするから崩れていくのです。大抵の場合。

最初から

「買った銘柄の三割が上がればそれで良いのだ、それが普通なのだ」

と思っておくのです。

ちなみにですが前回の結果編の場合で、最初に全部同じ金額だけ買ってそのまま放置したと仮定すると、以下のようになります。

えーと、500％ってパッと見では意味わからないですよね。

最初の投資した金額の100％増で2倍になりますから、500％だと最初の金額の5倍増えたことになります。

最初に投資した1万円に増えた分の5万円を足しますので、合計で6万円となります。

そして全部合計した金額は10.75万円、つまり107,500円となります。

最初に投資したのは1万円が5銘柄なので、5万円ですよね？

そしたら利益が57,500円ですよ？

すごいでしょ？

･･････余計なことやらなければ良かったなーと(T_T)

（なお、これは現物で買いから始めた時の話です。

現物で買いから始めた場合、損失を出した場合の最大損失額は、投資した金額が全部なくなった状態(0円近く)になることです。

当たり前の話ではありますが、これはありがたいことです。それ以上は損しないというのが。

そして上がった時の天井はありません。その会社が大きく発展すればするほどずっと上がって行きます。

しかし信用取引で売りから始めた時は、これが真逆の話となってしまいます。こ、怖いなぁー）

ここまで問題なくできるようになったら、次の段階に行きます。

上記の例で言えば、Ａ株またはＢ株がこれからも上がると強い自信を持って予想できた場合は、買い増しをします。

強い自信がある時というのはどんな時かと言いますと、例えば取引先の会社であるとか知人が勤めているとか、そういった信頼できる情報による裏付けがある場合が考えられます。

しかしそうではない場合は、決して無理をしないことをおすすめします。

地道に他の銘柄を探すとかインデックス投信をがんばるとか、あるいは何もしないでただひたすら暴落の機会を待つとか。

物事には波があり、人生には雌伏と雄飛の時があります。

十分な雌伏の時を経ず飛び立とうとすると失敗し、大きなダメージを負ってしまいます。

･･････って、ここでも書いたことですけれども。

とりあえず、あまり欲を出し過ぎないことが大切だと思います。

それともう一つ大事なことがあります。

この「三割バッターの心掛け」をマスターするとですね、リスクを取ることがあまり怖くなくなります。

「ああ、下がっちゃったね。でも、稼ぎ頭が稼いでいるからまあ良いかー」

となって、あまり気にならなくなります。

実は私個人的には、これが一番大きなメリットではないかと思っています。

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ありがとうございました。
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します。