日本はこれから衰退するしかない?!その理由

 

こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。

ちょっと前に「SankeiBiz(サンケイビズ)」の以下の記事を拝読して思ったことです。

日本人の資産の伸び低調 19年でわずか2割増、世界は倍増

元はヤフーのニュースで拝見しましたが、そちらだと削除されるまでの時間が早いので。

そこのコメント欄では「働いて得られる賃金が少なくなった」ことや「現政権の失政」を挙げておられる方がかなりおられました。

が、これってどうなんでしょう?

私は「最も考えるべき理由ではないのでは?」と思いました。

まず、後者の「現政権の失政」について。

このことを挙げるなら野党なら良かったのかと言いますと、それは違うと思います。

かつての民主党政権時の話は昔のものですが、今もあの頃同様にやばいんですよね。

何故かと言いますと、ちょっと前の年金2000万円問題で「やっぱり変わっていない」というのが露呈しましたので。

あの2000万円問題については、現政権を攻撃するなら「今頃こんな数字を出してくるのは遅すぎる」これですよこれ。

そして「ありえないと怒っている国民が多いのは、金融に対する教育や啓蒙活動が足りないからだ」ここですよここ。

実は私も自民党の経済政策には納得していませんが、それにしても野党は酷すぎると思います。

こうやって「遅すぎる」と攻撃してくれた野党がいれば、喜んでその党を支持したいのですが。

というわけで話を戻しますと、前者の「働いて得られる賃金が少なくなった」もそれはそうなのですが、これは「生活に必要なものは十分に揃った」ことが原因であり、これはこれで正しいことですけどそれがすべてではありません。

何故なら、他の先進国でも日本と同じように「生活に必要なものは十分に揃った」状態にあるわけですから。

むしろ日本特有の大きな原因としては「日本の国民が投資をしない」ことにあります。

幻冬舎ゴールドオンライン」内の以下の記事をご覧ください。

家計金融資産が20年で3.3倍の米国 1.5倍の日本と何が違う?

詳細はリンク先の記事をご参照して頂きたいのですが、要約すると「この20年間で増えた家計金融資産について、日本は米国どころか英国にも負けており、その原因は“投資をしないからその分のリターンが得られなかった”」というものです。

それともう一つ、確かに日本の国内だけでは資産が増えなかったのは事実です。

では、何で日本国内の資産が増えないのかと言いますと、まず「起業しようとする人が少ない」こととそれ故に「他国からの投資資金の流入も少なくなる」ことが理由として考えられます。

前者の起業意欲については「中小企業庁」に以下のような記事がありました。

2 起業の実態の国際比較

上記リンク先よりグラフをお借りします。

(上記リンク先には起業無関心者についての記載もあり日本は断トツです。こっちのグラフも貼ろうかと思ったぐらい。笑。お時間のある方は是非。おすすめです)

というわけで、日本は起業する意欲が旺盛とは言えませんよね。

廃業率も少ないですが、そもそも挑戦する人が少ないとその分大成功する人も少なくなります。

となりますと、当然ながら「他国から日本に投資したい」と思う人もまた少なくなりますよね。

良く「日本は債権国だ」と言って、それを喜ぶ人も多いみたいですけれども。

その理由の一つには「日本に期待して投資をしてくれる他国の人が少ない」という、ありがたくないものも含まれています。

アメリカは確かに債務は多いのですが、これは「アメリカはこれからもどんどん発展していく」と期待して「アメリカの会社や国債に投資するアメリカ以外の人がたくさんいる」という話でもあるわけです。

というわけで、私が今回上記リンク先の記事を拝読して考えた結論ですが。

日本はもう、衰退するしかないのかもね。

そのことを念頭に置いて行動するのが良いのでは、と個人的には思います。

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