日本が経済成長できないのは……という客側の理由もある
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
本日は以下の記事を拝読して考えたことで、結論は「日本が経済成長できないのは、お金の使い方が下手だという客側の理由もある」というものです。
『なぜ日本だけが「経済成長」できないのか…? その根本的な理由が分かった』(現代ビジネス様より)
『ひろゆきが呆れる「見返りを求めて贈り物をする人」の心理』(ダイヤモンド・オンライン様より)
上の現代ビジネス様の記事を拝読し、経済成長できない理由に「政府に具体的な施策がなく、認識が甘い」というものがあるということはわかりました。
しかしそれだけではなく、国民の「客側の能力が他国に比べて低い」というのもあるのではないかと。
その理由に気付かせてくださったのが、下のダイヤモンド・オンライン様のひろゆき氏の記事です。
この「客側の能力が他国に比べて低い」という理由については、以前にも書いたことがありました。
そもそも「客側の能力」とは、何なのか?
それは「稼いだ後に、お金をどう使うか?」という「使う能力」のことです。
お金の使い方は「消費と投資(または浪費と消費と投資)」に分けられます。
中でも「投資」にお金を使うことができれば、お金を増やすことができます。
投資には、誰もがわかる「一般的な金融商品への投資」もあれば、単なる無駄遣いに見えるけど「その人にとっては投資」になる「自分への投資」もあります。
(自分への投資についてご興味ある方は、以下の記事もどうぞよろしく!!!
『実践編)先人の教え「金は天下の回りもの」と「情けは人のためならず」に学ぶ』)
そして贈り物についても、贈り方によっては「投資」にすることもできます。
最も下手な贈り方は、記事で指摘されている「お返しを求める」贈り方です。
(とはいえお返しが物ではなく情報の場合もあり、一概には言えないのですが。
例として『自らが新たな上司となる場合のお菓子配りの極意とは?!』もどうぞ)
私の個人的な意見としては「贈り物を上手くできる使う能力を身に着けると、それがお金になって帰ってくるからムダではない」というところでしょうか。
(ソースが上手く見つからなかったのですが「paperboy&co.創業者の家入一真氏がM&Aで(他の経営者ではなく)熊谷正寿氏に譲渡したのは、贈り物が決めてだった」という話も聞いたことがあります)
贈り物は「何をどうやって贈ったら、その相手が最も喜ぶだろうか」という、相手の立場に立って物事を考える能力が必要です。
お返しがなかったらなかったで「この人はお返しをしてくれない人」なのか、あるいは「ありがとうと言いながらも、実はあんまり嬉しくなかった(あるいは有難迷惑だった)」のか、いろいろ学べることがあります。
つまり「贈った相手から、直接お返しをもらおうと思わないこと」ですね。
それよりはむしろ、その時の会話などで上手く情報を引き出すことを学んだ方が良いと思います。
それとあと、ギバーやテイカー、マッチャーという言葉がありますけれども。
最も成功するのは「テイカーを相手にしないギバー」だと、言われています。
贈り物をすることで、その相手がテイカーかどうかを炙り出すことができます。
(ただし「物」によるお返しがなかったら全員テイカーだという話ではありません。
上に書いた「情報」もそうですが、懸命な「労働」「作業」「手間」等もあります)
ちなみにですが、女性ではお返しがきちんとできてかつ、お返しのチョイスも上手い人は多いです。
男性でそれができる人は少ないですが、逆に言えば男性でここまでできたらすごい武器になります。
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