裕福な人はお金持ちではなく購買力のある人……って、どういうこと?
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
前回の記事『お金持ちになりたければ「価値尺度機能」に注目!……のはずが……』を読んだ夫のろくからツッコミが入りました。
ろく曰く「お金持ち、つまりお金をたくさん持っている人が裕福やとは限らないやないか」と。
というのも、著名な大富豪のレイ・ダリオ氏が『金融資産には本質的な価値はない』と仰っていたとのこと。
さらにそれを知ったのは、これまた著名な「リベラルアーツ大学」の動画『第272回【金融資産に価値無し?】「真の富」と「富を失わずに活かす方法」を解説【お金の勉強 初級編】』とのこと。
私「全部、他人様のご意見の受け売りやないか」
夫「やかましわ!」
それはさておき、話を戻します。
レイ・ダリオ氏が言いたかったのは「インフレによって現金が目減りしているから株などの資産が増えているように見えるだけであり、それを“資産そのものが増えている”と勘違いしてはならない」という警告ではないかと。
つまり「現金の価値が下がっている」のであり、かつ「現金の購買力が下がっている」ということです。
その「購買力を多大に持つ者こそ富を多大に持つ者であり、裕福な者」であり、かつ「多大な金融資産を持つ者が裕福な者ではない(何故なら金融資産自体は
富ではないから)」ということのようです。
両学長はこのレイ・ダリオ氏の記事に対して、上記リンク先の動画内で「インフレ・選択肢・効用」に対する能力だと仰っていました。
もうちょっと詳しく言いますと「インフレへの対策が十分できているか」と「選択肢を知っておりかつ正しく選択できるか」と「(幸せの感度を高めて)その効能を十分享受できるか」という話でした。
とても良い動画なので、ろくだけでなく私からもおすすめ致します。
ただ、私は両学長ほど難しくは考えていませんでした。
はっきり言ってわかりやすさには、自信がありますよ?
夫「そりゃ、お前の方が頭悪いからな」
私「やかましわ!」
それはさておき、話を戻します。
要するにこれは、お金の「使い方」の問題なんですよね。
つまり、まとめると以下です。
◎お金を得る < お金を使う
今は「お金を上手く稼いで得ることよりも、お金を上手く使う能力の方がより問われる時代になっている」ということなんですよ。
人生の目的とは「幸せに生きること」であり、お金はその手段です。
テクノロジーが進化していない時代になればなるほど「お金によって飢えや生活上の不衛生さ、不便さなどを解消できる」ことが、幸せの大きなウェイトを占めていました。
お金のよって「不幸を回避する手段を行使すること自体、かなり高額で大変」でもありましたし、今ほど「より幸せになる選択肢」も存在しません。
例えば移動する場合を考えてみますと昔は飛行機など存在すらしませんし、その後でも今ほど格安の航空会社が乱立しているということはありません。
となりますと、お金は今よりも貴重でありがたいものであり、相対的に「お金を持っていることが、幸せにより直結していた」ということになります。
さらに言えば、テクノロジーの進化によりネットがインフラ化した現在では、労働者としてお金を稼ぐのが難しくなる一方で、消費者の能力を高めてお金を稼ぐ手段も増えてきているのです。
この例として私は「ラーメンの食べ歩きの趣味を活かして、ラーメン店の評価をするユーチューバーやブロガーになる」というのをよく挙げています。
他にも例えばミニカーやトレーディングカードなどの趣味で得た知識を転売に活かす、とか(噂では、ビックリマンチョコのシールが高騰しているらしいですよね)。
これらは趣味の商品の知識を得て、その商品を「評価する能力」を高めて、それをお金に換えているということです。
なら、こういう趣味のない人はどうすれば良いのでしょうか?
そういう人は……私と一緒……(´・ω・`) 人(´・ω・`)ナカーマ……かも。
投資しましょうよ。
ネットを使って勉強して、会社を「評価する能力」を高めて。
私は労働の能力が著しく低いので、働くのは苦手で辛くて嫌いでしたが。
「投資するお金が欲しい」「投資するのに使える情報が欲しい」という動機で、働き続けることができました(非正規だけど)。
さらに今では、自他ともに認める「購買力の高さ」を誇ることができるようにもなっています。
……認める「他」は、夫のろくだけですけども……それはさておき。
私の誇る「購買力の高さ」とは、それは「情報を得る」こと自体を「幸せ」に思うことです。
情報を得ること、すなわち知識を得ることを幸せに思い、その知識から独自の知恵に変えて発信することも幸せに思うのです。
これってネットがあればできますから、お金はあんまりかからないんですよね(電気代と端末代と回線代ぐらいかな?)。
購買力とは「自分が幸せなものを買って楽しむ能力」も含まれますから、こんな安い金額で幸せになることができたら人生勝ったも同然です。
個人的にめーちゃめちゃおすすめしたいですよこれは。
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