怖い時代になりました。なんと、大手都市銀行にも騙されるかも?!

 

こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。

ここ最近は「分散化」についてもっと書きたいと思い、タグまで設定し書いていたのですが。

今回は予定を変更して、先にプレジデントオンラインの以下の記事を紹介させて頂きます。

母から2000万奪った大銀行の”合法手口”

この記事を要約するとですね・・・・・・て、書こうと思いましたら。

同記事はライブドアニュースにも配信されており、そこで簡潔に三行でまとめられているものがありました。

大手銀行に母親が騙されたと憤り 投資信託を購入させられ2000万円損失

以下、引用させて頂きます。

・エッセイストの鳥居りんこ氏が、大手銀行に母親が騙されたと憤った

・3000万円分の投資信託を購入させられるも、2000万円以上の損失を被ったそう

・母が分配金と信じた入金は、元本を取り崩して支払われる「特別分配」だった

この記事を読んだ私の正直な感想は、大手都市銀行なのに酷いの一言でした。

ただしろくに言わせると、今は子会社にサラ金の会社がおる時代やのに何を古臭いこと言うとんねんて話でしたけど。

そりゃまーそれはそーですけど、でも、でも、お年寄りなのに・・・・・・。

銀行の部長が「自分だったら買わない」商品を「手数料収益のため」に売りつけたわけですから。

何、それ?!
納得いかん!!!

と、思たらですね、この話があった後の2017年3月にお上がやってくれました。

先の記事より引用させて頂きます。

2017年3月、金融庁は「顧客本位の業務運営に関する原則」を打ち出し、金融事業者に顧客本位の業務運営、いわゆる「フィデューシャリー・デューティー」の確立・定着を求めた。「顧客本位の業務運営」に関する7つの基本原則とは以下の通りだ。

【原則1】顧客本位の業務運営に係る方針の策定・公表等
【原則2】顧客の最善の利益の追求
【原則3】利益相反の適切な管理
【原則4】手数料等の明確化
【原則5】重要な情報の分かりやすい提供
【原則6】顧客にふさわしいサービスの提供
【原則7】従業員に対する適切な動機づけの枠組み等

良かった良かった、と言いたいところですが。
お上がこんなことをわざわざ言わなあかんほどの被害者がおったっちゅー話ですよね、これ。

被害者のお年寄りの中に著名なエッセイストの方がいらっしゃったからこうやって記事になっているわけですけど、普通の人で騙されたまま泣き寝入りまたはそれすらも気が付かなかった人もたくさんおったわけですよ。

しかし残念ながら、こういうことはちょっと違うパターンでこれからも何度でも起こり得ると思います。

この話をまとめて本や記事にして頂いた著書の鳥居りんこさんとお母様にはちょっと申し訳ないですが、再発防止のために何が問題だったのかというのも合わせて書かせて頂こうと思います。

(私は本当に、悪いのは騙した方だと思っています。

でも、相手が悪かったで話を終わらせてしまっていたら、人って進歩しないと思いませんか。

大事な友達だと思っていた人に一方的に裏切られた場合でも、そのような人物を大事な友達だと思ってしまった、つまり人を見る目がなかったという自分自身でも反省すべき点はありますので。

相手が悪いで終わらせたら、これからも何度でも騙され続ける可能性がありますよね)

では、ここから。
箇条書きにしてみました。

  1. 自分以外の他人を信用しきってはならない
  2. 自分がわからないものには手を出さない
  3. 家族は仲良く

1番と2番は本人(高齢の親)の注意事項で、3番目は家族(子供や孫)です。

1番の「自分以外の他人を信用しきってはならない」はこの件に限らず人生の大原則だと私は思います。

人類は一つではなく、どう頑張っても二種類には分かれてしまいます。

それが自分自身と自分以外の他人です。

親が子供の愛情から良かれと思って与えるどんなに良い助言でも、その子に限って当てはまらないということもあります。

この場合でも、最終的には受け入れた子供に全責任があると思うんですよね。子供が成人の場合は。

親であっても子であっても、自分以外の他人です。

ましてや今回は、どんなに親切そうに見えてもどんなに知名度の高い銀行の人であっても他人は他人ですから。

そしてその自分以外の他人に何かを勧められたら、2番です。

2番の「自分がわからないものには手を出さない」は、あの伝説の投資家ウォーレン・バフェット氏も仰っています。

逆に言えば“大手の銀行ではないし親切でもないけど、その商品が理解でき良いものだと判断したなら投資するのは良い”ってことにもなります。

1番と2番を一つにまとめるとですね。

  • 人を信用するのではなく、自らの判断を信用すべき

という言い方も、できるかもしれません。

では、最後の3番「家族は仲良く」について。

このお母様は「大手の銀行だから大丈夫」という考えともう一つ「外回りの女性はとても良い人」だと仰っていました。

つまりこれは、他のお年寄り相手の詐欺と同様“さびしいと思う心につけ込む”という手口なんですよね。

これを防ぐためにはやはり、まめに連絡を取ってさびしくない状態にする、つまりできるだけ親子仲良くするように心掛けるということになると思います。

(そう言えば、家族仲良くすると思わぬ大金を手にすることができた場合もありました。この話にご興味ある方はこちら

ただし既に自分の家族を持っている大人同士ですから、実際にはちょっと難しいとは思います。

こんな偉そうなことを書いている私自身も母とは考え方が合わないとか何とか言って、帰省した時もほとんど会話はありません。

というのも、何か話そうとすると意見が合わなさ過ぎて会話が全然成立しないんですよねー。

これは何とかしなければ。汗。

 

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ありがとうございました。
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します。

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