コンビニVS.スーパーをソフトクリームから学んでみた
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
今回の話は『コンビニは節約の敵だから行くと貧乏になると思っている人。それこそ貧乏になりますよ?』をより詳細に分析してみたもので、マネーの達人様に寄稿させて頂いた以下の記事をより具体的に実践したものでもあります。
『【子どもの金銭教育】コンビニの形態や戦略は素晴らしい「教育素材」になる』
こちらの記事もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今回はその題材として、ソフトクリームで考えてみました。
私はアイスクリームが好きなのですが、中でもバニラのソフトクリームが大好きです。
以前のデフレの激しい時はオハヨー乳業様の「ジャージー牛乳ソフト」が98円で近所のスーパーに並んでいたのですが、最近はさすがにその値段では見なくなりました(別のスーパーで135円ぐらい)。
で、今の私が一番好きなのは
セブン-イレブン様のPB「ワッフルコーン ミルクバニラ」です。
この商品を製造しているのは
「ガリガリ君」でお馴染みの赤城乳業様です。
上記画像の成分にもご注目ください。
種類別は「アイスクリーム」になっていますね。
詳細に言えば「無脂乳固形分9.2%、乳脂肪分8.1%」となっています。
クリーム系のアイスクリームの種類にはアイスクリームとアイスミルク、ラクトアイスがあります。
このうち最も高級なのはアイスクリームで、以下アイスミルク⇒ラクトアイスの順でお手軽価格になります。一般的には。
例えばアイスミルクでも果汁にこだわるとか他に理由があって、アイスクリームよりもお高くなっているものもあります。
アイスクリームがお高いのは牛乳由来の乳固形分と乳脂肪分が豊富であり、以下アイスミルク⇒ラクトアイスの順で含有量が落ちて行くからです。
ラクトアイスの中には乳脂肪分が全く含まれておらず100%植物性、というものもあります。
これをよりわかりやすく例えると、アイスクリームがバターでアイスミルクがバターをブレンドしたお高めのマーガリン、ラクトアイスが100%植物性で安さが嬉しい普通のマーガリン、となりますか。
というわけで、この「ワッフルコーン ミルクバニラ」はアイスクリームでお値段178円(税別)でした。
スーパーの100円ぐらいのソフトクリームからするとかなりのお高めな商品ではあります。
しかしクリームだけでなくワッフルのコーンは普通のものより美味しいですし、こんなところまで気を遣ってくれています。
ワッフルコーンの内側にうっすらホワイトチョコレートが塗られていて、溶けてもワッフルコーンの外に染み出しにくいような構造になっています。
また、微妙なホワイトチョコの味もなかなか美味しいですし、これは嬉しいお気遣いですね。
これなら多少高くても買いかなーと、個人的には思っております。
そして対するスーパーですが、同じ赤城乳業様よりソフトクリームが出ています。
「Sof’(ソフ)」というのはその商品ですが、なんと
コーンそのものがなくなっています。
率直に申し上げて、ソフトクリーム好きの私には「コーンがないとは許せない」と思ったのですが、そこまでソフトクリーム好きではない夫のろくには好評でした。
曰く、袋に入れて持って帰る時にキレイに収まるから、だそうです。
几帳面なろくらしいといえばらしいのですが。
コーンに入っていた部分のクリームの量も少なくなるのは良いのか聞いたところ。
「何ぃーっ?! それは気が付かなかった!! 騙された!!!」
と言っていました。
いや、見たらすぐわかるやろ何で気付かへんねんと思ったのですが、その点も含めて「そこまでソフトクリーム好きではないから」なんですよね。きっと。
しかし逆に言えば、コーンをそのままにしてアイスクリームからラクトアイスに品質を落とすようなことをしないというのには好感が持てます。
とはいえ、比べるとクリームもセブン-イレブン様の方に軍配が上がります。
その理由は、以下の表示をご覧ください。
同じく種別はアイスクリームですが「無脂乳固形分7.0%、乳脂肪分8.0%」となっています。
また、赤城乳業様が直接製造していません。
ここら辺はセブン-イレブン様が「うちのブランドで出すからには」と、かなりいちゃもんつけた厳しい姿勢で臨んだことが伺えます。
しかしですね、これはこれで良いのではないかと思います。まとめておきます。
まず夫のろくのようなそこまで好きではないお客さんにとっては、コーンがないことで「持って帰りやすい」というのが利点になります。
また、そのことは販売するお店にとってもありがたいことで、陳列スペースをあまり取らずにキレイに整列して置くことができます。
さらに言えば、整列してたくさん載せることができますので輸送のコストも下げられます。
ついでに言えば、もし近くにコンビニがなくてスーパーで買う時に「コーンがついているけどラクトアイス」よりも「コーンがないけどアイスクリーム」の方がありがたいというソフトクリーム好きのお客さんもいると思います。
ちょっと高いけど美味しいものを選択するのか?
そこそこの味でお求めやすい価格のものを選択するのか?
それを選べる自由はお客さんにはあります。
いやー、良い時代になったもんですねぇー。
しかし一つだけ、ちょっと気になったことがありましてですね。
「Sof’(ソフ)」のチョコ味って、何と言うか見た目がそのー、いや、あの、そのぅー。
・・・・・・微妙な気持ちになったのは私だけでしょうか?(←こら!)
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ありがとうございました。
これからも頑張りますのでよろしくお願い致します。
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